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美しい曼荼羅アートの描き方(2)~基本の点描手法~

basic dot paint

こんにちは。曼荼羅アートの岩本幸子(イワモトユキコ)です。

曼荼羅アート言えば、点描。点描と言えば、曼荼羅アート言うほど、点描の手法は曼荼羅アートにとって大切な描画テクニックでもあります。

今回は点描で曼荼羅アートの描き方を、短い動画を使ってわかりやすくご紹介します。

美しい曼荼羅アートの描き方(2)~基本の点描手法~

初心者でも曼荼羅アートを美しい楽しく描くための作画基本テクニックをわかりやすくご紹介しています。
今回は、3回シリーズの第2回目で、一色のみのペンを使って、点描画で描いてみる方法についてご紹介します。

点描画とは

drawingdot_fundamentaltech最初に、「点描」について簡単にご説明します。
点描とは、点を細かく打つことで、一つの形にしていく描き方です。
点を打つ密度や強弱などを意識することで、「形」「明るさ」「方向」「流れ」「中心」などの表情を描くことができます。
「曼荼羅画」は、もともとチベット仏教の砂曼荼羅(色のついた砂で曼荼羅を描いたもの)から発祥しているものであるとも言われています。修行僧たちが神への祈りを込めて、細かい砂で仏陀のお姿を描いたのが、仏教的な仏画、曼荼羅画です。
その流れから、現代アートとなった曼荼羅アートでも、砂の代わりに点を打って描く点描の手法を使って描かれることも多いのです。

ペンの一点一点を砂に見立て、神への祈りを込めて描く曼荼羅アートは、目を見張るほどに美しいものとなります。

 

準備するもの

  1. (黒)画用紙 *ここでは15cm角正方形黒画用紙を使用していますが、色は黒でなくても大丈夫です。また、正方形でなくても大丈夫です。
  2. 鉛筆(Bか2Bくらいが描きやすい)
  3. コンパス
  4. 分度器
  5. 定規
  6. ゲルボールペン

 

手順

1.まずは、鉛筆、定規、コンパス、分度器を使って同心円をいくつか書いて、このような花弁を作っていきます。

fundamental form(クリックすると画像が大きくなります。)

初心者でもわかりやすいように鉛筆で大きな花弁を描きました。

もちろん、花弁でなくても大丈夫です。一周、同じ図形を描いてください。この図形に、今回は点描の練習をしていきます。

 

 

 

もし、先に、点描曼荼羅のために下絵(花弁のフリーハンド)がうまく描けない方は、まずこちら(▼)の記事を参考になさってください。

フリーハンドで曼荼羅アートの花弁をきれいに描くコツ

では、早速、点描の練習を始めましょう。

2.描いた鉛筆の下書きに、線を引くのではなく、点で、花弁の輪郭を描いていきます。

輪郭の上を点を打ちながら、線になるように描いていきます。

3.次に、輪郭のすぐ内側にも点を打っていきます。

この時点では、まだ点は密度濃い目で打っていく感じを意識すればいいです。輪郭の内側をなぞるように、全体的には花弁のように内側に行くほど点密度が薄くなるように、徐々に意識していきます。

4.輪郭のすぐ内側に濃いめの密度で点が打てたら、更にその内側に、今度は密度薄目の点を打っていきます。

陰陽の強弱をはっきり出したいので、輪郭に遠い内側になるほど、点密度を薄めに打つことを意識します。
花弁の内側に向かうほど、点が薄くなるような感じです。

5.花弁の内側にも、点で表情をつけたいと思います。

ここで、一旦鉛筆で下書きを入れます。

6.鉛筆で追加の下書きができました。

再度、鉛筆で下書きした輪郭をなぞるように、少し密度を薄めの感じで、点を打ちます。
一番外側の輪郭が一番点密度濃い目、内側の輪郭はその次くらいに点密度濃いめのイメージです。

7.内側の輪郭の外側に向かって、更に点密度薄目に点を打ちます。

外側の花弁から内側に向かう点と決して均一にならないように、点密度を外側に向かうほど薄めていくことを意識します。

花弁の中央側からと、花弁の外側からとがきれいに流れができるようなイメージで、花弁の立体感を出していきます。

8.完成したサンプル

sample mandala art drawn dot(クリックすると画像が大きくなります。)

上から時計回りで、作画の手順が順を追って、確認できます。

  1. 12時の方向:鉛筆のみ
  2. 2時の方向:点で花弁の輪郭を描いたもの
  3. 4時の方向:点描で花弁の内側に広がりを描いたもの
  4. 6時の方向:内側に鉛筆で花弁の下絵を描いたもの
  5. 8時の方向:内側の花弁の輪郭を点で描いたもの
  6. 10時の方向:内側の花弁の輪郭に沿って外側に点描で広がりを描いたもの

点を打つ方向や、密度、幅などの工夫をすれば、単色だけでも、とても表情豊かな作品を仕上げことができます。
そういう意味では、点描画は、ある意味とても味がある作品に仕上げることができます。

点描画の手法を用いた作品

単色ではないですが、点描画を使って描いた作品例をご紹介します。

点描ならではの、まさしく曼荼羅画的な雰囲気を感じられると思います。点描だけで描くと砂曼荼羅を髣髴する雰囲気をかもしだすことができるようになります。

また、一点一点、点を打ちながら描くときに、祈りやマントラを込めて描くことで、とても強い祈りの曼荼羅アートを描くこともっできるようになります。

 

 

まとめ

点描画は、ただ色を塗るだけだと出せないような、面白い表情が出せるテクニックです。
点で絵を描くには根気が要りますが、一点一点を大切にしながら丁寧に点を打つことを意識することが何より大切です。
決して雑な気持ちで、バタバタと面をつぶすように点を打たないようにすることで、点だけでも美しい表現ができるようになります。
陰陽、濃淡のつけ方など少しづつ練習して、作品全面でなくても、一部の部分に使えると、素晴らしい味&個性を表現することもできます。
今回ご紹介した点描画だけでも、またペンで塗るテクニックの一部分に使うことでも、更に作品の表現の幅が広がります。
作品を通して何をどんなふうに表現したいのか、さまざまなテクニックを使用できる方が表現の幅が広がっていいと思います。
初めての曼荼羅アートのペン選びに迷ったら、お勧めのペンをこちら(▼)にご紹介しています。良かったら、ご覧下さい。

これを選べば失敗しない曼荼羅アートにお勧めのペン6選


曼荼羅アートには決して失敗がないので、一つ一つの点や線を丁寧に、大切に描くことで、最終的には素晴らしい作品の仕上がりにつながります。
失敗を恐れずに、でも丁寧に、新しいテクニックを取り入れながら素敵な作品を描いてください。

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曼荼羅アート歴10年間で、美しい曼荼羅アートの描き方のポイントを画材、下絵、花弁の描き方、点描、線描でそれぞれ記事にまとめています。数が多いので、こちらの記事に一覧にまとめました(▼)。良かったらご参考になさってください。

【まとめ】やさしい曼荼羅アートの描き方 記事一覧

また、自分のオリジナルの曼荼羅アートを自由に描きたい、色をたくさん重ねて美しい曼荼羅アートを描き込みたい方向けに、とても詳しく描き方を10回連続の講座形式にしてまとめてみました(▼)。かなりのボリュームなのですが、自由に描く曼荼羅アートの描き方について本当に丁寧にまとめましたので、参考になったらと思います。

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