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美しい曼荼羅アートの描き方(3)~基本の点描バリエーション~

dot paint variation

こんにちは。曼荼羅アートの岩本幸子(イワモトユキコ)です。
難しいデッサンの知識や技術がなくても描ける曼荼羅アートは、初心者の方でも簡単に美しい絵が描けます。

特に、点描のバリエーションはたくさんあって、追加で1,2本ペンの色を重ねて塗るだけでかなり美しく描くことができます。

 

美しい曼荼羅アートの描き方(3)~基本の点描バリエーション~

初心者の方でも美しい曼荼羅アートを描く基本的なテクニックをわかりやすく3回シリーズでお伝えしています。

今回は、基本の面の塗り方のバリエーションをご紹介したいと思います。
今回目指す描き方は、こんな感じで、色をいくつか重ねる点描の方法です。

over paint dot drawing

(クリックすると画像が大きくなります。)

準備するもの

    1. (黒)画用紙 *ここでは15cm角正方形黒画用紙を使用していますが、色は黒でなくても大丈夫です。また、正方形でなくても大丈夫です。
    2. 鉛筆(Bか2Bくらいが描きやすい)
    3. コンパス
    4. 分度器
    5. 定規
    6. ゲルボールペン

 

手順

1.まず、最初に、定規とコンパスと分度器を使って、鉛筆でこのような下絵を描きます

draft drawing for dot over painting

(クリックすると画像が大きくなります。)

毎回サンプルに描いている大きめな花びらも同じように描きましたが、今回は使いません。(すみません。)
今回は、内側に描いた〇の部分にペンで様々な表情をつけていきます。
もし、先に、点描曼荼羅のために花弁の下絵がうまく描けない方は、まずこちらの記事(▼)を参考になさってください。

フリーハンドで曼荼羅アートの花弁をきれいに描くコツ

2.白のペン(三菱鉛筆 シグノ エンジェリックカラー ホワイト)で、下書きの通りに〇をそのまま描いていきます

難しくないので、誰でも簡単にすぐにできます。


▲これはシンプルな〇の描き方。

3.同じ白のペン(三菱鉛筆 シグノ エンジェリックカラー ホワイト)を使って下絵の通りに〇の部分を点を打っていきます

少しでこぼこした表情のある〇ができます。


▲次は、〇を点で描いていきます。

4.同じ白のペン(三菱鉛筆 シグノ エンジェリックカラー ホワイト)を使って、〇だけの周囲を放射状に点を打っていきます

白単一色だけでも光が放射しているような表情を作ることができます。


▲こちらは、〇を点で描いたのちに、その周囲にも点でぼかしを入れていくテクニックです。

5.白のペン(三菱鉛筆 シグノ エンジェリックカラー ホワイト)を使って、〇の内側を不均一に塗っていきます

濃淡があったり、筋が見えたりするような、面白い表情を作ることができます。

▲こちらは、〇の内側を塗るのですが、均一に塗りつぶすのではなく、少しペンの足跡を残すように不均一に塗るテクニックです。

6.次に、〇を塗りつぶしてから、周囲に点を打っていきます

使っているペンは、同じ白(三菱鉛筆 シグノ エンジェリックカラー ホワイト)です。
白単一の色だけでも、〇の中心が濃い状態から、周囲が薄くなる感じの濃淡を表現することができます。


▲こちらは、〇を塗りつぶしてから周囲に放射状に点を打っているテクニックです。

7.ペンの足跡を出したくないような、ぺったり、のっぺりした均一の表情を創り出したいときに

同じ白ペン(三菱鉛筆 シグノ エンジェリックカラー ホワイト)を使って、〇の内側を丁寧に塗りつぶします。

▲こちらは、〇の内側を均一に塗りつぶす(ベタ)のテクニックです。

8.〇を均一に塗りつぶしたのち、ラメペンを使って重ね塗りをしていきます

均一に塗り上げた上からもラメのきらきらした表情を出したいときに、とても有効です。色に深みを出すことができます。


▲こちらは、〇を均一に塗り上げてから、透明の銀ラメのペン(サクラクレパス ティアラ ダイアモンドシルバー)で〇の上から少しはみ出るように上塗りしています。

9.ラメペンを使って、更に深みのある塗り方です

〇の輪郭の外側をラメペンで塗りこみ、〇の内側を不均一に塗りこみます。
〇の内側にも少し不均一な感じの表情を残しておくことで、ただの〇が、何か一つ面白い表情を出すことがができます。

▲こちらは、銀ラメ(サクラクレパス ティアラ ダイアモンドシルバー)のペンで〇の輪郭の外側を少し塗りこんだ上に、〇の内側を少し足跡が残るように塗りつぶしました。

10.さらにアクセントをつける重ね塗りの方法です

  1. 〇の外側に銀ラメ(サクラクレパス ティアラ ダイアモンドシルバー
  2. 〇の内側に足跡を残すように不均一に白ペン(三菱鉛筆 シグノ エンジェリックカラー ホワイト)で塗りつぶした後、
  3. 更に、一回り小さい〇を銀ラメペン(サクラクレパス ティアラ ダイアモンドシルバー)で均一に塗ったのち、
  4. アクセントに金色(三菱鉛筆 シグノ スタンダード ゴールド)でポイントを入れています。

ここぞというポイント(フォーカル・ポイント)の部分に、何層も重ね塗りすることで、複雑なテクスチャの感じの美しい表現が可能になります。


▲何度も〇を重ね塗ったうえに、ポイントの色を一点だけ置くと美しく塗りあがります。

11.今回ご紹介した塗り方の一覧見本です

coloring

(クリックすると画像が大きくなります。)

12時の方角から時計回りで、

  1. 鉛筆
  2. ペンで〇
  3. 点で〇
  4. 〇の外側に放射状の点
  5. 〇の不均一な塗り
  6. 〇を塗った後に点で放射状
  7. 均一な〇塗り
  8. 〇を塗った後ラメペンで上塗り
  9. ラメペンで〇の周囲をぼかして塗る
  10. ラメペンで〇の周囲+〇の内側を均一塗り
  11. ラメペン〇縁取り+〇の均一塗り+小さな〇を不均一塗
  12. ラメペン〇縁取り+〇均一塗り+小さな〇不均一塗+金色でポイント

といった感じになります。

今回の手法を応用した作品例

今回の手法を使うと、たくさんの色を使わなくても、一、二本の同じペンだけでもまったく違った表情を描き出すことができるようになります。

曼荼羅アート「ハートの炎」

曼荼羅アート「委ね」ペンの色を何層にも重ねるととてもボールペンで描いたとは思えないような美しさや深い色味が生まれるようになります。

重ねる色はできるだけ同系色を選んだ方が、失敗がありません。

ここぞというアクセントのポイントのみ、赤や金や、濃い色を使うと、メリハリがついて全体的にきれいに仕上がります。

 

 

 

まとめ

単一になりがちな点描でも、重ね塗りをするだけで、とてもたくさんの表情を表現することができます。
もし、色ペンをたくさんお持ちになっているなら、更に、塗り方+色の違いで無限に表現を変えることもできるようになります。

こちらの点描の重ね塗りを応用して、一面のバラを重ね塗りして仕上げた作品がございます。描き方手順もこちら(▼)でご紹介しています。

美しい曼荼羅アートの描き方・応用編~曼荼羅アート「母の誕生日に」のメイキング~

点描の重ね塗りは、本番の画用紙にいきなり塗ってしまうと間違えることもありますので、試し用画用紙を横に置いておいて、そちらに先に色を重ね塗ってみてから本番の画用紙に描くようにすると失敗しなくてよいです。

色塗りは楽しいので、ついあわてて塗りたくなってしまうのですが、一つ一つの線や面を丁寧に描くこともどうか心がけてみてください。
技術的にもいろいろ工夫しながら、この世でたった一つの、あなただけの美しい曼荼羅アートを、ぜひ楽しく描いてみてくださいね。

点描曼荼羅アートで人気のフラワー・オブ・ライフの描き方はこちらの記事(▼)でご紹介しています。

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