こんにちは。幸運を呼ぶ曼荼羅アート@divinemandaraartsの岩本幸子(イワモトユキコ)です。
今回は、点描曼荼羅アート下絵に使える100均のコンパスで描けるとっても簡単な神聖幾何学模様トーラスをご紹介します。
トーラスは、循環を意味する神聖幾何学図形で、停滞や消耗がなく、普遍的にエネルギーの循環が起こる構造を持っています。そのため、あらゆる可能性を引き出す図形として、世界中で広く用いられています。
トーラスの描き方は、コンパスを使って誰でも数分あれば描けます。
繊細でデリケートなトーラス構造は、とても美しい曼荼羅アートになりますので、ぜひ挑戦してくださいね。
短い動画と、順次手順をご説明しています。
手順書は無料でダウンロードできますので、必要な方はどうぞご自由にお使いください。
神聖幾何学模様トーラスの意味と描き方 100均コンパスで点描曼荼羅アートの下絵の描き方【無料ダウンロード】
目次
神聖幾何学模様(トーラス)完成形
今回はこの図柄を描いていきます。神聖幾何学の図形で「トーラス」と呼ばれています。
トーラスとは?
神聖幾何学図形のトーラスとは、環状の物体のことを指します。
環(ひとつながりになった円状のもの)のような物体・状態・存在・概念のことであり、ドーナツのような形状の総称です。
エネルギーを循環させることで、螺旋状の渦巻き循環運動、すなわちトーラス体を作ります。
この環の中で、エネルギーの循環が無限に続くので、常にエネルギーのバランスが適切な状態に調整・修正する状態となります。(停滞している部分がない。また欠損することがない。)
万物の根源であるトーラスは、「あらゆる可能性」をその内に秘めている図形とされていて、古くから可能性を無限に引き出してくれると信じられています。
トーラスは宇宙の呼吸のようなエネルギーであり、この世のエネルギーの流れはあらゆる規模でトーラスの形をとるとされています。
パワースポットのエネルギーや0磁場とされる場所は、トーラスのエネルギーが存在するともいわれます。
準備する画材
描き方手順
描き方手順(動画)
100均コンパスで描く神聖幾何学の下絵【音楽あり】
(YouTube動画 2:39)
きれいに描くポイント
- コンパスのねじを少し増し締めしてから描くと、描いているうちにコンパスの足が開かなくてきれいに描けます。
- コンパスで線を引く前に、中心にきちんとペンが合っているか確認してから引くときれいに描けます。
描き方手順(画像)
この線は、最後消してしまえるように鉛筆で描きます。
この円は消えないようにペンで描きましょう。
この小さなペンは消えないようにペンで描きましょう。
先に描いた鉛筆線を、インクが乾いてから消しましょう。
描き方手順書(PDF)ダウンロード
描き方の手順は、PDFファイルで無料ダウンロードできます。
パソコンやスマホにダウンロードしてお使いください。
トーラス図形を用いた曼荼羅アート作品
トーラスに虹色の配色をした作品
トーラスの変形バージョンで描いた曼荼羅アート
手前味噌で申し訳ありませんが、中央の模様が花びら型のトーラスで、コンパスではなく手描きで描いています。
フリーハンドでトーラスを描く場合、先ずはきれいな花びらを描けるように練習しましょう。
トーラスの周囲を唐草模様で囲いました。
コンパスアートだけだとつい殺風景になりがちな図形でも、ゴージャス感が出せます。
唐草模様(アラベスク模様)の描き方
≫フリーハンドで描く簡単なアラベスク模様 曼荼羅アートの下絵模様
トーラスも、唐草模様も、どちらも決して難しくなく、誰でも少し練習すれば描けるようになりますので、良かったらぜひ挑戦してみてください。
トーラスが描けるようになったらフリーハンドにも挑戦しよう
コンパスで描く下絵にも慣れて、そろそろご自分でも自由に曼荼羅アートを描きたい方向けに、フリーハンドで描ける曼荼羅アートの描き方をご紹介しています。
初心者向けフリーハンドで描ける下絵模様
きれいに花びらの形を描いて、その内側に下絵模様を描く方法です。
フリーハンドできれいに花びらの模様を描くコツ
コツは3つあります。
- 手首を固定する
- 手首がきれいに描ける角度を理解する
- 画用紙を動かす
この3点が抑えられれば、初心者でも必ずきれいなフリーハンドの花びらを描くことができます。
花びらがきれいに描けるようになったら、フリーハンドでもトーラスが描けるようになります。
フリーハンドで描く曼荼羅アートの花びらの中の模様
花びらが描けるようになったら、その中の模様を描きます。
模様は簡単な模様でOKです。
中級者向けフリーハンドで描ける下絵模様
だんだんフリーハンドに慣れてきたら、いろいろなイラスト模様にも挑戦していきましょう。
簡単な蓮の花の描き方
簡単なバラの花びらの描き方
上級者向けフリーハンドで描ける下絵模様
だんだんフリーハンドに慣れてきて、自信がついてきたら、もう少し複雑な図形にも挑戦していきましょう。
天使の羽根の描き方
唐草模様(アラベスク)の描き方
点描曼荼羅アートの作品
手前味噌で申し訳ないのですが、私が初期の頃に描いた点描曼荼羅アートの作品です。
こちらが最近の作品。
10年間、少しずつ描き続けることで、だんだんうまくなってきました。
曼荼羅アートを描くことがただただ楽しくて、無心で10年描き続けた結果、今は、こうして曼荼羅アーティストになりました。
元理系エンジニアで、アート経験が0であったにもかかわらず、あきらめなければ、道は必ず開けます。
大好きなことだから続けられる。
続けられれば、いつからでも、大好きなことを仕事にすることができます。
本格的に曼荼羅アートを学びたい方
将来、作品を描いて販売したり、描き方の講師としてご自分のお教室を開きたいとのご希望がある糧向けの講座です。
私の10年間で学んだスキルを、動画講座にまとめました。
曼荼羅アーティストは、年齢関係なく始められて、副業として、空いているお時間で描き方講師として活躍できます。
最後に
トーラスをきれいに描く最重要なポイントは、
- コンパスで下絵を描くときには、予め、コンパスのねじを増し締めしてから描いてみてください。
- また、描いている途中は、コンパスの線が、中心を通るか確認しながら描くことで、絶対的にきれいに描けます。
あとは、コンパスで繰り返し同じ円を描くだけなので、フリーハンドが難しい方でも、とてもきれいに描くことができます。
コンパスで、トーラスが描けるようになったら、次はぜひフリーハンドを挑戦してみてくださいね。
アート経験0の私も、こうして、少しずつ難易度を上げて、練習を積んで、プロになりました。
大丈夫です。
あなたにもきっとできますよ。