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曼荼羅アート「スイート・ラブ」メイキング失敗を恐れないで描くこと

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こんにちは。幸運を呼ぶ曼荼羅アート@divinemandaraartsの岩本幸子(イワモトユキコ)です。

曼荼羅アートを描いている際に、失敗が怖くて、あるいはお客様が自分の絵に興味を持ってもらえなくなるのではないかとの恐れから、新しい描き方に挑戦できない時がありませんか?

実は、「スイート・ラブ」を描く途中、今までの描き方ではうまく表現できない個所がいくつかあって、心の中でかなり葛藤が起こっていました。

今回は、その作画工程と一緒に感じた心の葛藤と乗り越え方についてまとめてみます。

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曼荼羅アート「スイート・ラブ」メイキング失敗を恐れないで描くこと

目次

使用した画材

最初に、今回の使用した作画をご紹介します。

  1. (黒)画用紙 (*ここでは10cm角正方形黒画用紙を使用しています。)
  2. 鉛筆(Bか2Bくらいが描きやすい)
  3. コンパス
  4. 分度器
  5. 定規
  6. ゲルボールペン

「スイート・ラブ」作画工程

今回は、いろいろ作画中に葛藤が生じ、何度も精神的に「失敗したらどうしよう」と悩みながら描きました。

「スイート・ラブ」のタイムラプス

色塗りの様子を動画でとりました。64倍速でまとめています。

「スイート・ラブ」作画工程

下書き

そのため、甘いチョコレートのような愛を表すのに関連しているモチーフは何かなと考えて、「いちごミルク」と「ティアラ」を選びました。

テーマがバレンタインの割には、外側に描いた模様(「剣」のような図形)が、いちごミルクとティアラとは少しかけ離れている感じがしていました。

*振り返ってみると、この時点で、いろいろ図案の葛藤が起こっていました。

色塗り前半

今回の色塗りは、実はとても苦労しました。

いちごミルクというモチーフは、キラキラな透明感というよりむしろ、パステル調のイメージがあって、おまけに「ティアラ」は全くその逆のキラキラ宝石のような透明感がある感じで、真逆な感じを同じ絵の中に埋め込むということがテーマになっていきました。

描きはじめはちょっとラメの入ったメタリック・ピンクを使っていたのですが、どうしても描いている途中で、ピカピカのメタリックのピンクよりももっと優しいパステル・ピンクの方が、きっと描きたいテーマにぴったりなのだろうと感じてきました。

*ここでも実際の絵と頭の中のイメージとの間に葛藤があります。

そのため、区切りのよいタイミングで白とパステル・ピンクを追加していきました。

ところが、パステルの色は透明感がなく、色を塗るとべたっと均一の色味にしかならなくて、画材(色ゲルボールペン)の発色の限界を感じながら、ものすごく苦戦していました。

*ここでも葛藤が起こっています。

特に模様の大きいハートと楕円のアクセントの部分の甘い表情を出すのに、とても苦労しました。

模様が大きいだけに、透明感のない色を使ってしまうと、どうしても表情に乏しい均一の色塗りになってしまい、どうしたら面白味のある感じになるのか、悩みに悩みました。

結果的に、下地にラメペンでピンクを塗り込んで、その上に白ペンで細かい点描をすることで、少しピンクが透けて見えるような楕円を描くことにしました。

色塗り後半

色塗り後半は、前半の白とピンクのパステル調のいちごミルク・ゾーンが終了した後、最終形態をティアラのようなイメージで終わりにしたいと考えていました。

いちごミルク部分とティアラを結ぶ間にピンクの帯を描いていきました。

ここはとても細かい模様をひたすら描きこんで、きれいなピンクのリボンのように見えれば成功です。

もともとの下絵の図案が剣のようなイメージだったのも、もっと愛を象徴するバラの花に描き直しました。

バラの花を無事に色塗りを完了したのち、どうしたらティアラっぽい表情を出すことができるだろうか、また悩みました。

普段のような細かい塗りで塗りつぶしてしまうと、ティアラのもつ金属の細工感がなくなってしまいます。

そのため、今回は、ものすごく勇気が要りましたが、大き目の点描でバラの花を囲むようにしてみました

完成

最後まで点描を多用して、ティアラのような金属の細工感を出しながら、そのティアラからの光が世界に広がっていくような輝きを描きました。

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「スイート・ラブ」

「失敗したらどうしよう」のメンタル・ブロックの解除方法

作画中に何度もあった心の葛藤は、こちらの記事に紹介した手順を使って一つ一つ乗り越えていきました。

失敗を恐れず挑戦するとアーティストとしての可能性が広がる

バラのイラストの描き方

作画途中で出てくるバラのイラストの描き方はこちらの記事をご覧ください。

簡単!バラのイラスト フリーハンド曼荼羅アート下絵の描き方

まとめと振り返り

今回の作品はとても小さい作品ですが、本当に苦労しました。

心の中で自分の過去の作風パターンと葛藤して、何度も絵を破り捨てたくなる衝動にかられながら、それでも絵に向き合って描いた作品でした。

そんな過程の中、気づいた点学んだ点をまとめると、

  • パステル調の色は透明感が出ないため、表情が均一になりやすい。その分面白い模様をうまく取り入れることが大切。
  • 今までの自分の描く模様のパターンから、あまり描いたことのない新しい模様に、失敗してもいいから挑戦する。
  • 挑戦することで、新しい表現方法を手に入れることができるようになる。

いつも同じパターンの絵しか描かないと、自分はとても楽ですが、同時に、心のどこかでは殻から抜け出せない窮屈さをも感じます。

既存の方法に捕らわれないように、新しいことに挑戦することで、少しづつでも表現の幅が広がっていくように思います。

失敗を恐れずに、理想とは違っていても、描き続けることは本当に大切だと感じた一枚でした。

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