こんにちは。幸運を呼ぶ曼荼羅アート@divinemandaraartsの岩本幸子(イワモトユキコ)です。
私たちの心の深いところでは、常に、魂が成長できることを望んでいます。
もし、あなたの心の中に、もしこんな気持ちがあるのなら、
- 日常の出来事に振り回されすぎて、自分を見失いがち
- 感情に流されてしまう
- 自分自身が地に足をつけていないと感じる
自分を見つめ直すサインでもあります。
とはいえ、「自分を見つめる」というのは何やら心理療法的過ぎてわかりにくいと感じることもあると思います。
そんな時は、曼荼羅アートを描いてみてください。
曼荼羅アートが持つ元型的な導きが、あなたの心を中心へと導き、地に足が付き、揺るがない自分へと成長していけるようになるでしょう。
岩本幸子
曼荼羅アートの持つスピリチュアルな成長効果
目次
曼荼羅とは
曼荼羅とは、サンスクリット語で「輪」「円」「車輪」という意味です。
仏教では、この世界は全て循環しているという真理、輪廻転生を説いており、その教えを図にして伝承したものが曼荼羅です。
仏教の曼荼羅の中に描かれている図式は、仏画であり、また、経典を図解していて、それぞれの模様にも深い意味を持ち、僧侶たちを解脱へと導きます。
また、曼荼羅画としては、僧侶たちが砂で描く砂曼荼羅がとても有名です。
曼荼羅についてもっと詳しく知るなら
曼荼羅アートとは
曼荼羅アートは、仏教の曼荼羅からインスピレーションを得て、現代風に、自己表現の方法として編み出されたアートの技法です。
曼荼羅アートは、自己表現の手法と言われる理由は、心理学者のカール・ユングが心理療法で用い、深層心理を紐解いたのは有名な話です。
心理療法で使われると言うと病んだ人だけに有効なの?と思われがちですが、そんなことはありません。
健康な人にも、もちろんメリットがあります。
自分の心に向き合って、その時々に浮かぶ図形や色を使って描く曼荼羅アートは、心を解放して、潜在意識からのメッセージを受け取ることに大変役に立ちます。
曼荼羅アートのルールは?
「こうでなければいけない」
「こう描かなければいけない」
といった厳格なルールはありません。
もし、仮に、曼荼羅アートのルールがあるとするなら、
- 左右対称であること
- 一周、同じ模様を描くこと
くらいです。
心に浮かんだ思い思いな図形を、自由に表現できるのが曼荼羅アートです。
曼荼羅アートを描くことで得られる精神的な成長
心理学者カール・ユングが唱えたように、曼荼羅アートを描くこととスピリチュアルなことは、実は切っても切れない関係があります。
私たちの心は移ろいやすく一つ所にとどまることが難しい
私たちは、通常、頭の中のおしゃべりに多大なエネルギーや時間を占領されています。
そして、日常、身の回りに起こる出来事に対して、一喜一憂し、つい、右往左往してしまいがちです。
その感情の揺れや、右往左往している考えに翻弄され、無意識のうちに疲れてしまいます。
曼荼羅は心の中心一点に集中させてくれる
曼荼羅とは、サンスクリットで、「円」を表し、「本質のもの」という語源を持ちます。
円には、中心があります。
この中心は、周囲がどんなに変化しても、決して揺らがず、常に安定しています。
中心は、台風の目と同じで、周囲がどんなに揺れ動いても、とても静かな場所です。深い静寂がある場所です。
私たちは、この心の中心にいると、とても平和を感じ、感情的精神的なストレスなどから自由になれます。
曼荼羅は、まさにこの中心に私たちをいざなってくれています。
中心にいる強さ(センタリング)を手に入れるには
頭の中のおしゃべりは、マインド(感情や考えなどの流れ)です。
そして、私たちの多くは、マインドが「自分自身だ」と勘違いしていることで、日常の中でたくさんの誤解が生じます。
そのため、人生で様々な困難が生じます。また、これら困難は、誰の人生でも生じます。
その人生の困難そのものに翻弄されすぎると、身動きが取れなくなってしまいます。
しっかりと物事の中心に心を据えて、取り掛かると、必ずどんな困難でも乗り越えることができるようになります。
これが精神的に中心にいる強さ(センタリング)となります。
曼荼羅アートを描くことはセンタリングの練習につながる(スピリチュアル・プラクティス)
曼荼羅の語源が持つ意味、「円」「本質であるもの」から、曼荼羅アートを描くことは、私たちの意識をマインドの中心点につながります。
これを練習することで、常にゆるがない精神的な強さを得ることができるようになっていきます。
これをスピリチュアルな成長を得るための練習で、スピリチュアル・プラクティスといいます。
スピリチュアル・プラクティスは、人間的な器を広げる練習です。
曼荼羅アートが導いてくれる静寂は本質的な自己
一度、曼荼羅アートが導いてくれる瞑想的な世界に足を踏み入れると、この頭の中のおしゃべり(マインド)がなくても、きれいな曼荼羅を描けることにも気が付けるようになります。
また頭の中が空っぽになることが、とても気持ちよく感じることでしょう。
では、一体、何が、頭で考えなくても、美しく曼荼羅を描かせているのでしょうか?
本質は瞑想的な状態
それは、私たちの「本質」というものは、この瞑想的な状態、静寂の状態なのです。
この静寂こそが、万物を創造している地側の創造主の存在なのです。
この静寂は、誰でも内側に持っています。
生まれながらにしてあるものです。
ですが一般的な生活を送っていると、外側の喧騒の中で、この内側にある静寂のことを忘れてしまうのです。
曼荼羅アートを描くことで、頭の中のおしゃべりは自然と静まり、そして、自分の中心にある本質的な意識につながることができるようになっていくのです。
この深い静寂こそが私たちの本質です。
この静寂とつながるほど、得も言われぬ幸せな感じや安心感や満足感といった、内側が満たされてくるのを感じられるようになっていくのです。
曼荼羅について
曼荼羅アートを描くことで高まる直観力やインスピレーションなどのスピリチャリティの目覚めに関する記事はこちら(▼)からご覧ください。
センタリング
センタリングというのは、「センター(中央)にいる」という意味です。
日常生活の中で、人間関係や様々な環境の変化で、常に私たちの心は揺らぎ、ストレスを抱えています。
漠然と不安に感じたり、気持ちが落ち着かない、もやもやするといった感情的な問題をどうやって対応したらいいのか、ほとんどの人はわかっていません。
こういった時にこそ、曼荼羅アートを描くことで、落ち着かなかった心が、考え過ぎが減り、感情に振り回されなくなり、静寂や平安を感じる状態へ戻れるようになっていきます。
この心が静寂で平安な状態というのが、実は、本来の私たちの原点の場所です。
原点というのは中心です。中心のことを英語で、「センター」と言いますね。
この心の原点に戻るということ、原点にいることが「センタリング」ということなのです。
より強力にセンタリングするには
強いストレスを感じて、センタリングできない時もあるかと思います。
その時は、曼荼羅アートを描く際に、マントラやオ・ポノポノを唱えることで、より強力にセンタリングできるようになっていきます。
こちらの記事(▼)にお勧めのマントラをご紹介しています。どのマントラもとても強力ですので、ぜひ試してみてください。
グラウンディング
他人に振り回されない生き方ができるようになる
センタリングできるようになってくると、他人や環境に反応している自分の感情に振り回されなくなっていきます。
今まで他人や環境に流され、自分の感情に圧倒されて見失っていた
- 「本当にやりたいこと」
- 「本当の自分の気持ち」
などを直観的なインスピレーションから得られるようになっていきます。
そして、次第に、自分にとって進むべき方向や、やるべきこと(人生の使命)なども明確になってきます。
「やりたくないこと」はやらなくなっていくということですね。自分の心の正直になっていきます。
その結果、ストレスが激減して、更に、心が常に安定していくようになっていくという良い循環が生まれるようになっていきます。
自分の直感を信頼し自信が付くようになる 自分の使命を活かした生き方ができるようになる
このような生き方をすることで、自分の直感を信じられるようになり、自信が付くようになっていきます。
自分に自信が持てると、自分自身の価値を感じられるようになります。
まさに、地に足が付いた生き方(グラウンディング)ができるようになっていくのです。
グラウンディングできると引き寄せ効果も上がる
曼荼羅アートの引き寄せ効果を使って、目標達成を望んでいる方はこちらの記事(▼)をご覧ください。
曼荼羅アートに挑戦するには
この記事を読んで、自分も曼荼羅アートを描いてみようと思った方は、初心者むけ曼荼羅アートの描き方をご紹介します。
アート経験が0でも、本当にきれいに描けます。
コンパスありの曼荼羅アートの描き方
≫初心者でも必ずきれいに描ける点描曼荼羅アートの基本の描き方【コンパスあり】
「コンパス持っていないよ〜」と言う方は、フリーハンドで描く曼荼羅アートもありますよ。
コンパスなし曼荼羅アートの描き方
≫コンパスなしでも描ける初心者向けフリーハンド曼荼羅アートの描き方
今すぐに深い意味や効果がわからなくても、楽しく描くことで、次第に曼荼羅アートのスピリチュアルな体験を実感できると思います。
自分自身と楽しく向き合いながら、スピリチュアルな成長をし続けたい方には、曼荼羅アートはとてもおすすめです。