こんにちは。幸運を呼ぶ曼荼羅アート@divinemandaraartsの岩本幸子(イワモトユキコ)です。
曼荼羅アートを描くときに、私たちは直感的に図形を選んでいます。
それら無意識に選んだ図形は、私たちの深層心理からのメッセージ性を含んでいます。
曼荼羅アートは、頭だけでは理解できない深い自分の心のメッセージを伝えてくれるのです。
この記事では、曼荼羅アートに描かれた各図形が持つ心理的な意味をできるだけ簡単にご紹介したいと思います。
曼荼羅アートの図形にはどんな意味があるの?図形の持つヒーリング効果
目次
ココロの状態と描く図形の関係
曼荼羅アートには、心の状態によって、描く形が変わってくるという気づきがあります。
少しだけご自分を観察してみてください。
一つの〇を描くときに、心が穏やかな時、〇はきれいに描けると思います。
一方で、イライラしている時や怒っているときには、〇はきれいに描けないことが多いかと思います。
このように、心の状態と描く図形というのは、とても関連があるのです。
ココロの状態を反映する図形
人の心の働きには、
- 直観
- 思考
- 感情
- 感覚
と4つの働きがあるとされています。
曼荼羅アートを描く際、私たちは無意識にこの4つの感覚を使って描いています。
そして、最初に戻るのですが、曼荼羅アートを描く際に、その時の心理状態によって同じ〇でも、形が異なってしまいます。
また、なんとなく描く図形にも、心理状態を反映していて描いているのです。
ご自分が描く曼荼羅アートを眺めながら、無意識に自分が発している意味や、意図、これから進むべき方向など、とてもたくさんのことを知ることができるようになります。
図形の持つ意味
では何気なく描いている図形には、一体どんな意味があるのでしょうか?
自分が、今、描きたいと感じている図形にどんな意味があるのか、知ることで、自分の心の望んでいる方向を客観的に知ることができます。
円、球、楕円
始まりや終わりがなく永遠を感じます。
円や球は、地球や太陽の形状に似ています。一方で楕円は、宇宙全体の広がりを持つイメージに似ています。
古くから円は、魔方陣とも関連性が高くミステリアスで、限界がない、可能性を開く、次元を開くなどの意味合いもあります。
また円や球は角度を持たないため、円滑さ、終点のない状態、永遠の発展などの意味を感じさせます。
- 永遠
- 女性
- 神秘
- マジック
- 宇宙
四角形(正方形、長方形)
四角形の直線と直角は、信頼性と安全性の感覚を感じます。
人々は、四角形、正方形で作られた建物で、自分を守る空間を創り出します。
また壁、家具、本、モニターなど、生活のあらゆるところで目に付くものも四角形でできています。
四角形は、人に安定と堅牢さといった気持ちを与えてくれます。
- 規律
- 力
- 勇気
- セキュリティ
- 信頼性
何重も四角形(図形)の繰り返し
また何重にも重なった四角形の図形は、何層ものドアを開けるようなイメージともつながります。
その際に感じられるメッセージは、
- 深層心理へのつながり
- 次元上昇
- ココロの変容
- 生まれ変わり
といった隠れたメッセージが感じられる場合があります。
三角形
三角形は、動きと方向を示している図形です。そのため、三角形を見ると人は、その頂点が指し示す方向を意識します。
また、正三角形は安定していますが、二等辺三角形をさかさまにすると途端に不安定になります。
このように三角形には、ダイナミックな動きとバランス感覚を感じる図形です。
- 興奮
- リスク
- 危険
- バランス
- 安定
星型
星型には、五芒星、六望星といった昔から家紋や護符に使われていた模様もあります。
星は、煌きや守護といった意味合いを強く持っています。
また、タロットカードではさかさまにすると悪魔を意味することもあるようです。
- 五芒星は、守護
- 六芒星は、無条件の愛
歴史的な背景から、五芒星は五行(火、水、木、土、金)に深く関連した意味合いも持っています。
- 守護
- 煌き
- スピリチュアル
- 生命の輪
ハート型
説明の必要がないほど、ハート型は、愛や思いやりを象徴しています。
また、時には、人間の体の心臓を差します。
心臓の臓器が、明らかに心理的な愛との関係があることを、太古の昔より知っているということです。
- 愛
- 思いやり
- 肉体の心臓
- ワクワク
- リレーションシップ
らせん
らせんは、自然ととても関連が深い図形です。例えば、貝や花などの中に美しいらせんを見出すことができるでしょう。
自然界で見られるらせんは、成長や、生命といった神聖な美しさを意味しています。
現代社会では、らせん階段などでみられる深淵な空間、次元を超えるような感覚を感じることができます。このように、らせんから感じる意味は、神の創造性と新鮮な心の兆しを意味しています。
- 成長
- 創造性
- 静けさ
- 知能
自然の形
樹、花、葉、動物などの自然界の形は、それぞれが象徴する植物や動物の明確な意味を持っています。
例えば、
- バラは愛や情熱
- ライオンは王
- クジャクは神の御使い
- イルカやクジラは自由
- 大木は地に足をつける
- 蔦はつながり(ネットワーク)
- 蓮の花は悟り、女神
- 羽根、鳥は自由、解放
といったイメージを持っています。
神様が創りたもうたこれらの美しい形は、それだけでインスピレーションやリフレッシュをもたらします。
また神話の世界によく登場する動物(例えば、蛇、カエル、蝶などのような)は、何かのメッセージを表している場合があります。
- 独創
- オーガニック
- バランス
- リフレッシュメント
抽象的な形
よくあるのは、抽象的なアイデアや自然な形の単純化されたバージョンの視覚的なシンボルとして描かれたものです。
抽象的な形は、しばしば直接的で比喩的な意味を表すことが多いです。また、何かのメッセージ性を持つ場合もあります。
そのメッセージ性を利用した良い例として、会社のロゴやスローガンを抽象的な形として表しています。
私たちは、形にメッセージ性を持つものとして描くことができるのです。
- 内在的な意味
- 二元的な表現
- メッセージ性
- 具現化
ココロを落ち着かせる曼荼羅アート
このように、自分の心の赴くままに描いた曼荼羅アートを眺めてみて、現在の自分の心の状態を知ることができますね。
感情が不安定な時には、図形も乱れるでしょうし、また、三角形を多く描くときには、移動したい、動きたいといった心が洗われているのかもしれません。
では、より心を落ち着けたいのなら、どうしたらいいでしょうか?
それは、逆に、心が落ち着く図形を描くことです。
マントラを唱えながら曼荼羅アートを描くと驚くべき効果が得られる
とてもパワフルな方法ですので、日常のストレスの解消のほか、人生を好転させたい方は、ぜひ試してみてください。
描くだけで癒される!曼荼羅アート・セラピーについてその効果と手順
円や四角形や自然の図形など、安定や安心、生命の起源を感じる図形を描くことで、心がとても落ち着いてくるのです。
仏教の僧が、仏様を曼荼羅画にするのは、頭の中で仏様のことだけを考えて描き、それを描くことでまた仏様の絵を見ることで繰り返し、影響を受けているのです。
最初は、心がざわついていても、円や四角形や自然の形など、繰り返し描いていると、段々に心が自然に落ち着いてきます。
それは図形の持つ元型的な意味合いが、自分で描くことで図形を繰り返し見ることで、脳にその意味を届けてくれるのです。
そのため曼荼羅アートは、描く瞑想とも言われています。
曼荼羅アートの色の持つ意味
曼荼羅とは
曼荼羅アートで本当の自分に目覚める
このように曼荼羅アートを描きながら、少しづつ自分の心と向き合うことで、心がどんなにざわついていても、必ず落ち着く場所に戻れるようになっていきます。
ココロが落ち着けば落ち着くほど、頭の中のざわざわしたものがなくなってくるのも感じられるようになってきます。とても瞑想的になるのです。
瞑想的になることで、生活の中の些細なことに振り回されなくなり(センタリング)、他人にも自分にも寛容になり、思いやりを感じるようになっていきます。
少しづつ、自分という存在の意義や価値を自分自身が認められるようになっていくのです。
自分自身を認めることができるようになっていくと、地に足の着いた自分へとつながっていきます(グラウンディング)。
センタリングとグラウンディングについてもっと詳しく読む
曼荼羅アートの持つスピリチュアルな成長効果
他人や環境に左右されるのではなく、自分がやるべきこと(人生の使命)にコミットすることができるようになっていくのです。
そしてその先には、自分自身の個性(長所)を活かして、世界に愛を届ける自分自身への生まれ変わり、人間として大きく成長していくことにつながっていくのです。
プロのアーティストの人生の使命の簡単な見つけ方
プロの曼荼羅アーティストの使命の見つけ方