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展示会用大型バナーを手作りしました

大型バナー自作

今回は、予算をかけられないけど、でも、たくさんの方に目をとめてもらえるような入口大型バナーを自作しましたので、その手順をご紹介します。

展示会用大型バナーを手作りしました

こんにちは。曼荼羅アートの岩本幸子(イワモトユキコ)です。
たくさんの方のご縁をいただき、曼荼羅アート・グループ展を開催する機会をいただきました。
本当にどうもありがとうございます。

 

この展示会では、できるだけ低予算で開催したため、会場入り口用バナーのほか、会場内の案内ポスター、演奏会用チケットなどはすべて手作りしました。もっと簡単な小さな入口用バナーの作成の仕方(▼)。

簡単、伝わる、すぐできる展示会入口用案内小型バナーの作り方

今回は、低予算で、いかに魅力的な会場入り口大型バナーを作るかについて、その制作手順をご紹介したいと思います。
これからご自分の展示会などの入り口に、魅力的な大型バナーを低予算で手作りされる方に何かの参考になればと思っています。

会場入り口大型バナーの目的

1.作成する入り口大型バナーのサイズ

今回制作しする大型バナーのサイズは、こちらの写真とほぼ同じのサイズになります。

自分の背よりも大きいくらいです。
予算がある方は、業者さんにお願いするのが、時間も手間もかからず良いかと思います。が、低予算で進めたい方は、大きくても手作りすることも可能です。
これから、制作手順をご案内しますので、自作したい方は、順を追ってご覧くださればと思います。

2.バナーの持つ役割を明確にする

展示会開催期間中、ずっと会場の入り口に設置される大型バナーは、会場にいらっしゃる方々、通りかかった多くの方が目にされる可能性があります。曼荼羅アートだけでなく、絵に興味がある方はもちろんのこと、バナーの美しさに心惹かれ、会場に足を運ぼうと思っていただける機会にもつながります。

入り口の大型バナーは実に、責任重大な意味を持ちます。

そのため、バナーの持つ役割(目的)は、
①美しく人目を引くデザイン
②一目見て「何を開催しているのか」だと伝わるデザイン
③会場の場所や、入場料など必要な情報が含まれているか
が、簡潔で分かりやすく通りがかりの方々に伝わることを意識することが大切です。

ちなみに、今回の私たちのバナーの制作目的は、

①一目見て「曼荼羅アート展と演奏会を開催している」ということが伝わること

②曼荼羅アートとはどんなものなのかが一瞬でイメージがつかめること

③会場の場所と入場料がかかるのかどうかが一瞬で伝わること

を意識して制作しました。

準備するもの

1.模造紙サイズの画用紙2枚
poster paper for big bunner100均で売っているもので十分です。こちらはセリアで購入しました。
手に入らない場合は、Amazonでも購入できます。

2.下書き用鉛筆
3.定規30cm以上、50cmほどあると便利
4.大型コンパス(普通のコンパスだと描けない大きな曼荼羅を描く用に。)

5.分度器
6.カーボン紙(100均でも購入できます。)

7.カーボン紙のトレース用のペン(印刷した文字をトレースするために使用)

または、100均の毛糸の編み針でも代用できます。
8.A4用紙(文字印刷用)
9.ポスターカラー金、黒、赤

100均のものでも十分ですが、途中インクが破裂することがあるので、予算の余裕がある方はメーカーものを使われる方がいいかと思います。
10.パソコン、プリンター
11.糊
12.マスキング・テープ

作成手順

1.最初に、バナーのデザインをA4用紙などであらかた下書きしながら、デザインの概要を決めていきます。

デザインは、とても大切です。

素人っぽくならない洗練されたデザインを考えるのに、こちらのサイトの図案を参考にしてみるといいと思います。

Canva

英語のデザインが多いのですが、たくさんの図案が無料(中には有料のものはありますが見るだけなら無料です)で拝見できるので、自分の目指しているデザインの形にすぐに応用することが可能です。

今回はクリスマスなので、この図柄のデザインを応用して制作していきます。

christmas banner design image

2.バナーのサイズに合わせて、模造紙の寸法を測ります。

cut poster papers for size of big banner

 

今回のような大型バナーは、1枚の模造紙では制作できないため、裁断した後、糊付けして目標のサイズにするのですが、のりしろを1.5cm~2cmくらいとることをあらかじめ計算してから裁断します。のりしろが狭すぎると途中ではがれてしまうため、十分に確保することをお勧めします。

3.デザイン図面を元に、模造紙に寸法を測って、デザイン図計を鉛筆で下書きしていきます。

drawing grids to draw letters

デザインの再現性を上げるために、模造紙全体の寸法を測って、必要な個所に升目を引いていきます。このマス目の中に、文字や絵を入れていくと、歪まないできれいに書けます。

4.文字を書く際には、直接フリー・ハンドで描くと歪むので、パソコンで大きなフォントで印刷したものを準備します。印刷した文字の下にカーボン紙を敷いて、上からトレーシング用ペンでなぞっていけば、レタリングが全くできない初心者でも間違いないようにきれいに描けます。

tracing letters with carbon paper and knitting needle

カーボン紙をなぞるペンは、ダイソーで買った毛糸のかぎ針を使いました。安いし、金属で丈夫な上、ペン先が細いので細い線をトレースしても案外きれいに描けます。

letter after tracing with carbon paper

カーボン紙でトレースした後。
黒画用紙にカーボン紙だけだと少し薄くて見えにくいので、追加で鉛筆でなぞってはっきり輪郭を出すようにしました。
ポスターに書く文字は、こうして一文字一文字丁寧にカーボン紙でトレースして描いていきました。

5.ポスターの目を引くポイントには、やはり曼荼羅アートを入れたいと思い、一番上に、簡単に曼荼羅アートを描いてきます。画用紙がかなり大きいので、大きなコンパスを使って円を描いていきます。

big compass for drawing mandala art

下絵の曼荼羅アートはこんな感じのデザインです。

draft mandala art for big banner

太目のマジックを使用するので、繊細な細かいデザインは描けないので、簡単ですが大きなインパクトのある形にしました。

 

ここまでで、やっと、ポスターの下書きがすべて完成した感じです。

これから色を決めて、一つ一つ丁寧に塗っていきます。

6.下書きした曼荼羅アートにポスターカラーで色を入れていきます。
今回使用する色は、いろいろ悩んだ末、クリスマスでもあるのと参加する方々全員の「魂の輝き」を示したいと思って金色を使うことにしました。
start painting mandala art with gold pen

(注意)今回使ったのはダイソーで買ってきたポスターカラー・ポスティラ金中字ですが、途中インクが爆発して多量に出すぎるハプニングに見舞われたので、予算が許すのならメーカーものの方がいいかと思います。三菱鉛筆 ポスカ 中字

7.下絵に、丁寧に金色のポスターカラーを塗っていきます。

painting mandala art on banner

harf of painting mandala art on banner途中まで塗り終えました。黒に金だと、どこかマリー〇レールのロゴのような感じがしますが。汗

 

 

 

 

 

 

もうちょっとです。

mandala art with gold pen曼荼羅アートの部分は、完成です。

finished painting mandala art on banner 2018

8.他の文字を塗る前に、金色の線を塗りつぶす個所に、あらかじめマスキングテープを張って、定規なしでもきれいに線が引けるようにします。

masked line with masking tape before painting

マスに金色を塗りました。

just after painting gold with masking tape

全体像はこんな感じ。

just painted square and mandala art with gold pen

インクが乾くのを待ってから、マスキング・テープを丁寧にはがしていきます。

taking off masking tape after painting goldtaking off masking tape and a part of bleeded inks

下地の画用紙がはがれないように、テープをゆっくり丁寧にはがします。

ところどころインクがにじんでいる箇所があるのですが、全体的にはきれいな直線が塗れました。

 

 

 

 

 

just after painting gold with bleeded inksjust after masking bleeded golden ink with black inkインクが大きくはみ出している箇所は、黒のポスター・カラーでマスキングして、目立たないようにします。

 

 

 

 

 

9.マスのインクが乾いてから、マスキングテープが張ってあった場所の文字を色塗りしていきます。

painted letter with golden ink beyond square先にこちらの文字を塗ってしまうと、マスキングテープにインクが持っていかれてしまうからです。

ちょうど半分完成。「曼荼羅アート展」の文字が入って、マスもきれいに乾いた状態。

harf way of painting banner
この時点での出来上がりを見ていて思ったのですが、ポスターのサイズも相まってか、なぜか戦国武将ののぼりのイメージのように見えてしまって・・・。
黒に金だと、クリスマスっぽくなるかと思ったのですが、漢字を入れた途端、まったくもって戦国武将のぼりのイメージに持っていかれるとは・・・。恐るべし、漢字の破壊力・・・。
(▼当初目指していたのはこんな感じになるはずだったんですが・・・。)
christmas banner design image
と、もはやデザインを失敗したかと思い、途中落ち込みましたが、気を取り直して、再び再開です。
10.マスの中に重要な情報「入場無料」を赤のポスターカラーで塗っていきます。
painted letter of free entrance
11.さらにマスの下にある「クリスマス・プチ・コンサート」の文字にも金色で塗っていきます。
painted christmas letter on banner

12.コンサートの情報部分には、歌手の高橋裕美子さんのお写真をA4用紙で印刷して張ろうと思っているので、ちょっとしたおしゃれな飾りも入れました。

letter of christmas and decoration
13.ポスターの一番下には、会場の場所を入れました。
just painted letter but bleeding ink
ここまで使っていたポスターカラーが、このあたりからインクが多量ににじむようになってしまって、途中、気泡が入ってインクの爆発が起こって、字がにじんでしまいました。
marked a part of bleeded ink
そこは、黒のポスターカラーを使って目立たないように修正して、
masked bleeded ink with black pen

文字部分も、無事に完成です。

masking ink bleeding of letter with black color pen

14.インクを乾かしながら、全体像はこんな感じにし上がりました。

金色一色にアクセントカラーの赤(これもクリスマスを意識して)がなかなかいい感じでまとまっている気がします。

painted banner without picture

15.インクが完全に乾いたら、こんな風にパソコンで印刷した演奏会情報のA4用紙を張って、

banner just before gluing picture

完成です!合格

A4用紙を張り付けたのですが、薄い模造紙ではなく、ある程度の厚さのある画用紙に張ったので、美しいお写真がしわしわにならずに大丈夫でした。

completed making banner of mandala art 2018
途中いろいろありましたが、写真で見る感じだと、手造りの割には、結構いい感じに決まったのではないかと思います。
そして、このバナーを実際に展示会場入り口に設置してみたところ、当日たくさんのお客様が会場に足をお運びくださいました。
デザインがシンプルで目を引き、必要な情報がきちんと伝わるものであれば、低予算でも十分に効果的なバナーが自作できることがわかりました。

まとめ

会場入り口に設置する大型バナーは、市販の模造紙とポスターカラーで、根気と時間があれば、比較的簡単に手作りすることが可能です。
自作してみて気をつけるポイントは、
  1. ポスター・カラーは、紙用顔料インクのもの(油性インクは紙に色がにじむので避ける)を使用する。
  2. それでも大きな面を塗るときには、インクが枠からはみ出してにじむことがあるので、模造紙と同じ色のマスキング用の色も用意しておくと便利です。
  3. 文字を書くときは、鉛筆で下書きをしてから、パソコンで大きなフォントを打ち出したものをカーボン紙でトレースすると美しく書けます。
  4. 下地の用紙を模造紙を使えば、手書きができない個所に写真を貼りたいときでも、しわしわになりにくくきれいに張ることができます。
この点を抑えれば、素人でも比較的きれいな大型バナーが自作できます。
作成そのものは丁寧に時間をかけることできれいな仕上がりになりますので、成功するかどうかのポイントは、バナーの目的を明確にして、その目的を網羅しているデザインを練ることです。デザイン案がはっきりしていれば、あとは模造紙に寸法通り落とし込めば、ほぼ失敗なく出来上がります。

言い換えれば、いきなり本番の模造紙に描きだしても決してきれいなものはできませんので、絵と文字の位置や配分を、まずはA4用紙にいろいろアイディアを出して下書き(設計図)をしてから描くことが、何より大切です。

このブログを読んでくださっている方の中で、展示会などのバナーを自作される方に、何かのお役にたてれば嬉しいです。

今回の自作展示会の経験をもとに、バナー、ポスター、チケットなどの作成手順、難易度レベル、所要時間などをまとめてみました。

自作展示会用ポスター・バナー・チケットの制作手順・所要時間・難易度まとめ

手作りの素敵な展示会が出来上がりますように。会のご成功を心よりお祈り申し上げています。

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5 COMMENTS

アイル あい

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手作りとは思えません!
とっても素敵です~♡♡
ありがとうございました!!
当日こちらが入口に飾られると思うとワクワクします♪
何枚もポスター作成本当にありがとうございました!お疲れさまでした!

曼荼羅アーティスト 岩本幸子

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>アイル あいさん
どうもありがとうございます。
気に入っていただけたらとても嬉しいです。頑張って作ったかいがあります。
当日、少しでも多くの方の目に留まって、会場に足を運んでくださるように祈りを込めて描きました。
もう来週ですが、素敵な楽しい2日間にしましょうね!
どうぞよろしくお願いします。

hidekon

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いつも拝見しています
気になることがあり、コメントしました よぶんなこと とは思いますが
演奏会‥‥1000縁 とありますが?
円ですか?

曼荼羅アーティスト 岩本幸子

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>hidekonさん
こんにちは!
いつもブログで素敵な絵をご紹介くださっていてどうもありがとうございます。私も絵の更新をいつも楽しみにしています。
ヾ(@^▽^@)ノ
コメントどうもありがとうございます。
縁は円です。実はわざとなんです。
アメブロの商用利用が不可なので規約に抵触してブログが消されてしまわないようにとの配慮と、良いご縁がいただけるようにと二つの意味で書き換えています。
混乱を招くような表現ですみませんでした。
(;^_^A
でも返ってコメントいただけたので嬉しかったです。(*^▽^*)
これからも素敵な絵の更新を楽しみにしています。
感謝を込めて。

hidekon

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>曼荼羅アーティスト 岩本幸子さん
よかった! 良い縁ですね。

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