こんにちは。幸運を呼ぶ曼荼羅アート@divinemandaraartsの岩本幸子(イワモトユキコ)です。
曼荼羅アートにはセラピー効果があることをご存知でしょうか?
曼荼羅アートはもともと心理療法でも使われるほど、心を浄化するアートでもあります。
もちろん、曼荼羅アートに限らず、アート(絵を描くこと、歌を歌うこと)は、私たちの心のストレスを解放して、リラックスさせ、幸せな自分を取り戻してくれます。
例えば、こんな経験はありませんか?
- 仕事や人間関係でくさくさしているときに、カラオケで思いっきり歌ってすっきりしたとか
- 心の赴くままクレヨンでぐちゃぐちゃに絵を描いてすっきりしたとか
頭(理性)ではどうしても押さえきれない感情(心)を、アートは外に出して表現し、浄化、解放してくれることを助けてくれます。
今回は、曼荼羅アート・セラピーの効果とその手順をご紹介します。
描くだけで癒される!曼荼羅アート・セラピーについてそのヒーリング効果と手順
目次
曼荼羅アート・セラピーについて
曼荼羅アートには、
- 瞑想の効果
- 色のセラピー効果
- 図形の癒し効果
上記三つの効果を持っています。
更に、チベット仏教の砂曼荼羅に習って、マントラを唱えながら描くと、パワフルなセラピーが可能になります。
1.曼荼羅アートによる瞑想の効果
曼荼羅アートは、もともとチベット仏教で僧が砂で仏画を描いたことから始まっています。
曼荼羅に集中することで、マインドのざわつきを静め、瞑想の効果が得られます。
特に瞑想は、精神的、肉体的にもたくさんの効果があるとされています。
最近、瞑想はマインドフルネスなどで、小学校や経営者など、多くの方が実践されており、そのリラックスと集中力の向上が認められています。
- 集中力が上がる
- 生産性が上がる
- 感情が安定する
- プラス思考
- 思いやりや愛を感じるようになる
- 意識が広がる感じ
- 直観がすぐれるようになる
- リラックス
- ストレスの軽減
2.色によるヒーリング
また、曼荼羅アートはいろいろな図形や色を使って描いていきます。
色自体にも、セラピー効果があります。
こちらに一部ですが、色の持つ意味や癒しの力の例を挙げておきます。
- 赤=生きる力、情熱、パワー
- オレンジ=明るさ、免疫力の向上
- 黄色=好奇心の向上、思考と直観の統合
- グリーン=調和力、癒しの力、愛、リラックス
- 青=コミュニケーション能力、自分を表現する力
- 群青=ビジョン、未来を見据える力
- 白=スピリチュアル、直観、知る力
例えば、あまり元気がない時は、ビタミン・カラーの赤、オレンジ、黄色などの色の服を着ると元気になりますし、会議などがあって頭を冷静にして発言できるようにしたいときには、青や群青などの色をきるとよいとされています。
色の持つ意味
3.図形によるヒーリング
また図形にはそれぞれ癒しの効果を持つものがあります。
例えば、最も身近なものだと、塩があります。
塩は、私たちの最も身近な食材でもあり、同時に浄化する力も持ち合わせています。
お葬式の後のお祓い塩や、玄関に盛り塩をしたり、塩風呂や塩サウナで全身を発汗させて浄化する方法は、特にスピリチュアルな方だけでなく、私たちの日常生活に普通に溶け込んでいます。
正六面体は塩の結晶と同じ形 塩=浄化=正六面体
ここで、塩の結晶を見てみると、基本的には正六面体、サイコロのような形をしています。
塩の結晶の基本の形はサイコロ状(正六面体)です。つくり方によって、さまざまな形の塩をつくることもできますが、どんな形もこの正六面体の結晶が基本となっています。
この正六面体とか、正〇面体という形状が、とても浄化力を持つのです。
他にも、円、球、三角形、五芒星、六望星などという図形は、人類の古い歴史の中で幾度となく使用されている図形で、このような図形はそのもので意味を持ちます。
図形の持つ意味
ヤントラは特に強い図形
特に、曼荼羅の一種であるヤントラや神聖幾何学と言われているものは、これらの三角形、円、五芒星、六芒星などの図形を用い、神聖な波動を目に見える形にしているものです。
ヤントラや神聖幾何学の図形には、触れているだけ、観ているだけで、癒されていきます。
4.マントラを唱えることで効果が倍増する
曼荼羅アートには、上記のような瞑想、色、図形による福音のようなセラピー効果があります。
更に、チベット仏教の砂曼荼羅にならって曼荼羅アートを描く際に、マントラを唱えたり、好きな神様のことを考えることで、宇宙の祝福や神の恩寵や導きを感じることができるようになります。
その結果、自分の人生や周囲の人への感謝や癒しの効果が得られるようになります。
- 宇宙からの祝福
- 神の恩寵を感じる
- 感謝
- 癒し
曼荼羅アート・セラピー効果と感想
曼荼羅アート・セラピーについて実際に体験して効果を感じた方々のTweetをご紹介します。
ここまで自分を開放できたのは久しぶりかも。
曼荼羅アートセラピーのワークショップ、楽しかったなぁ♪
自由、開放、甘える、とらわれない、女性性。がキーワードかな! pic.twitter.com/BOyDxWZzNB— しばたまさよ (@lovemasayo) April 18, 2018
曼荼羅塗り絵。
心のリフレッシュ時間♪
カラーセラピー効果抜群です♡ pic.twitter.com/iAzFJTxCOA— 柴田ゆかり🍀 (@cocorocigoto) March 14, 2014
私自身もすでに10年以上、曼荼羅アートを描いてきましたが、毎回、曼荼羅アートを描くだけでとても楽しく幸せな気持ちになって、ストレスが軽減することを実感しています。
曼荼羅アート・セラピーの手順
曼荼羅アート・セラピーの手順(動画)
曼荼羅アート・セラピーの手順
セラピー効果を高めるための曼荼羅アートの描き方は、とても簡単です。ここに手順をご紹介しますね。
では、一つずつ、わかりやすいように説明していきます。
1.ストレスの浄化を宇宙に祈る
セラピーを始める際に、この手順はとてもとても大切なので、必ず行うようにしてください。
宇宙には、善も悪もすべてのエネルギーが存在しています。
そのため、「浄化」「セラピー」を目的として自分のネガティブな感情に向き合うことを、事前に宇宙に助けを求めておくことで、宇宙の癒しのエネルギーがあなたを助けてくれるようになります。
逆に、はっきりした浄化目的でない時に自分のネガティブの感情を感じていると、そこから抜け出せなくなるということを体験したことはありませんか?
イライラは嫌なのに、イライラすることを止められないといった経験です。
この状況というのは、宇宙のイライラのエネルギー場と自分が繋がってしまっているためでもあるのです。
セラピーをする際には、必ず、「癒し」のエネルギーの助けを借りるために、第一に「自分はストレスを浄化したいので、助けてください」と宇宙の「癒しのエネルギー」に助けを求めることが大切です。
2.心を解放することを意図する
一般には、私たちは、ストレスを抱えた心を感じたくないため、無意識に抑圧しようとします。
でも抑圧すればするほど、抑えきれない心が爆発してしまう傾向があるのです。
そのため、セラピーを目的としている場合、普段、感じないようにしている心のもやもやをきちんと感じて、解放することを意図することが大切です。
また、コロナウイルスや苦手の人を変えようとしてセラピーをしてもうまくいきません。
変わらない相手や環境のことを気にならなくなるように、自分が成長できるように意図を立てることもとても大切なことです。
3.曼荼羅アートを描きます
曼荼羅アートを描く場合は、初心者なら、
- ぬり絵、
- 点描または線描
がいいかと思います。
お好きな曼荼羅アートを描いてみましょう。
曼荼羅アートぬり絵
初心者向け点描曼荼羅アート
初心者でも簡単に描ける点描曼荼羅アートの描き方を、このブログでもご紹介しています。
色を塗るときに、自分が何色を選んでいるのかを意識してみてもいいかと思います。
大雑把にいうと、明るめの色だと気分も明るい方向に進もうとしていることが多く、暗めの色の場合、何かに停滞していることが多い場合があります。
なんとなく選んでいる色ですが、心の声に耳を澄ますように、
「なぜこの色を選んでいるのか?(自分の心が本当に求めているものは何なのか?)」
ということに耳を傾けるのも助けになります。
4.マントラを唱える
もし、ご自分のマントラをお持ちなら、曼荼羅アートを描いている間、マントラを唱えると良いです。
できるだけマントラに集中して描くと、心がマントラ(=宇宙の真理)にのみ集中され、自然に浄化が起こります。
マントラ(मन्त्र Mantra)は、サンスクリットで、本来的には「文字」「言葉」を意味する。真言と漢訳され、大乗仏教、特に密教では仏に対する讃歌や祈りを象徴的に表現した短い言葉を指す。
マントラは、真言であって、宇宙の癒しのエネルギーを呼び込んでくれます。
もう少し深く話をすると、私たちの真我(本質的な部分=愛の自分)と言われるものは、このマントラを唱え続けることで目覚めていくのです。
マントラを唱えることで、真我(本質的な部分=愛の自分)以外のものは、次第に浄化され、解放されていきます。
ストレスを抱え、もやもやしている心は、マントラの力を借りて、愛へと戻っていきます。
曼荼羅アートにお勧めのマントラ
5.ココロの対処法
1.涙が流れたときには
セラピーを意図して曼荼羅アートを描くと、時折、涙が自然に流れることがあります。
それは心の中にあったもやもやが解放されて浄化されていく瞬間です。
できるだけ、マントラに意識を集中してみてください。
泣くことを止めないで、しばらく涙が流れるままにしてみてください。
たいてい5分から20分くらいで、自然と心が軽くなっていくことを感じることができるようになります。
2.怒りが上がってきたときには
同様に、セラピーを意識している際には、怒りが上がってくることもあります。
その時も抑え込まないようにして、怒りを感じながら、絵にぶつけるように、描いてみましょう。
この時も、できるだけマントラを意識して唱えながら怒ってみてください。
怒りがそのうち涙に変わってくるようになります。
涙が流れ切るまで、そのまま絵を描き続けましょう。
3.心が楽に軽くなる
曼荼羅アートを描きながらセラピーを体験するのは、たいてい20分ほどで、落ち着いてきます。
今まで心の奥に触れないでため込んでいたもやもやが、自然と落ち着いてきます。
心が解放されると、少し疲れたようなだるいような感じを感じることもあるかもしれません。
心を落ち着けるカモミール・ティなどを飲んだり、お風呂に入ったり、お昼寝をしたり、自然の中でお散歩をしたりして、しばらく一人でゆっくり過ごせる時間を過ごすとよいでしょう。
完全に心が解放されるまでにどのくらいの時間がかかるの?
曼荼羅アートのセラピーの効果は、人それぞれです。
セラピーの手法に慣れている方は、ご自分の深い心の解放ができるようになりますし、一方で、初めて曼荼羅アート・セラピーに挑戦する方には、1回の曼荼羅アートではすべてを解放するには時間がかかるかもしれません。
私のワークショップに参加くださっている方々を拝見していると、1枚、2枚と描いていると、次第に、心が解放されてくる方がほとんどです。
長い時間心の奥底に貯め込んでいるものが多い方は、完全に浄化されるまでに長い時間がかかるかもしれませんが、それでも少しづつ違いが起こってきます。
時には自分だけで手におえないようなトラウマを感じることがあるかと思います。その際には、専門家のカウンセリングをお受けになることをお勧めいたします。
何があっても幸せな自分を見出せるようになります
曼荼羅アートを、ご自分の心の解放のために描き続けることで、次第に、もやもやがなくなっていき、心が常に安定しているように感じられるようになるでしょう。
頭の中のおしゃべりが静まり、過去の怒りや後悔や、将来の不安なことをあまり考えなくなっていきます。
瞑想的になっていくのです。
瞑想的になることで、日常生活の小さなことに捕らわれなくなるし、自分というものがはっきりしてくるようになります。
続けていくほど、他人に左右されず、環境に流されず、常に心穏やかで、幸せな自分を感じられるようになっていきます。
曼荼羅アートの引き寄せ効果
曼荼羅アートによる魂の成長について
実際に10年間曼荼羅アートを描き続けて人生が180°変わりました【体験談】
私自身、10年ほど曼荼羅アートを今回ご紹介した方法で描き続けています。
最初は、ただ楽しくて描き始めただけなのですが、次第に、作品を購入してくださる方が現れ、描き方を教えてくれと頼まれることが増えていきました。
元々子供の頃は絵が好きだったのですが、理系の大学に進んだため、アートを仕事にすることは自分には無理だろうとあきらめていました。
でも、10年たった今、本当に予期しない形で、アートを仕事として始めることができるようになっていました。
≫10年間曼荼羅アートを描くことで得られた効果 人生が180°変わりました
まとめ
曼荼羅アートは、もともと心理療法でも使われるほど心の浄化効果を促すアートです。
セラピー効果を高めるためには、
- 最初に宇宙の癒しのエネルギーを祈ること
- 自分自身が心を浄化することを意図すること
- マントラを唱えること
この三つを守っていれば、必ず宇宙から「癒しのエネルギー」が届けられますので、必ず、行ってから始めてくださいね。
1,2枚描くことだけでもセラピー効果は得られます。
もちろん長く続けるほど、瞑想的になって、常に自分の内側に幸せを感じられるようになっていきます。