こんにちは。幸運を呼ぶ曼荼羅アート@divinemandaraartsの岩本幸子(イワモトユキコ)です。
- 「絵を売るのが苦手」
- 「自分を売り込むのがどうも苦手」
- 自分の絵をプロモーション(販促)することが苦手
と思っている方、どうしたらその苦手意識を解決できるでしょうか?
その克服のカギは、実は、自分の絵の価値、自分の絵の存在意義を見つけることにあります。
というのは、「自分(の絵)に価値がない」と思っていると、どうしてもプロモーションすることがこわごわになってしまいますよね?
今回は、そんなセルフ・プロモーションの苦手意識の克服の仕方を、体験談を通じてご紹介します。
セルフ・プロモーションの苦手を克服 自分の絵の価値を知って売れるアーティストになろう
今はSNSがあって、自分の描いた絵だけでなく、自分自身をプロモートすることで、無名な方でも多くのファンを増やすことができる時代でもあります。
そのため、一昔前のように、画廊さんに絵を取り扱ってもらって絵を売るだけでなく、SNSで自分の絵の価値を自分自身でアピールすることで、多くの方に見ていただくことが可能でもあります。
でも、自分の絵に存在価値があるのかどうか自分自身でわからないと、他人にその良さを伝えることもできなくなってしまいます。
自分の絵の価値を自分自身で認めていますか?
自分の(絵の)存在意義を自分自身が知っているかどうかで、人生が大きく変わることも無きにしも非ずです。
自分の絵が誰かを幸せにするんだと気づくことで自分の絵の価値を見出せる
世の中の全員ではないですが、
「幸せになってくれる人がいる」
と思うと、少人数であってもその人のために自分ができることをしようと思えます。
また、その人に見てもらえるようにブログやSNSで絵を公開したいと思えるようになります。
自分自身の存在意義を見出すことができたら、行動そのものも変わります。
自分の絵には価値があると自分自身ががまずは認めて信じよう
そのために、まず自分の絵の価値を見出すのです。
「誰を幸せにする絵なのか?」
あなたのいっぱいの愛や喜びで描かれた絵はきっと誰かを幸せにするはずです。
そこから、自分の絵を心底信頼して、自分の絵を通して誰かを幸せにできるということを心から信頼する。
そして、幸せにしたい誰かのために行動を起こすことを恐れなくなります。
心が変われば、行動も変わります。
自分の利益だけのためではなく誰かを幸せにする絵であること
自分の利益のためだけに絵を売ろうとしても誰も見向きもしてくれないかもしれません。
誰かを幸せにしようと行動することで、たくさんの方にその気持ちが伝わるようになります。
まずは、自分の絵そのものへの価値、存在意義を認めること。
そうすることで絵を描いて、発表することで、誰かを幸せにすることにつながっていきます。
あなたの絵が誰かを幸せにしたら、その人はファンになってくれます
誰かが幸せになれば、その誰かは必ずあなたのファンになってくれます。
ファンが多ければ多いほど、絵も売れるし、活動の範囲が広がっていくのだと思います。
あなたの絵が、あなたの存在が、世界の誰かを幸せにしていくのです。
考えただけでも、ワクワクしませんか?そんなワクワクをたくさんたくさん増やしていきましょうね。
体験談
ここからは、ちょっと話が私事になって申し訳ないのですが、皆様に私自身がどうやって、自分の絵の存在意義を見つけたか、シェアしたいと思います。
キャリアは理系のエンジニア 美術の経験ゼロ
実は、私は、絵の勉強は独学で、美大を出ているわけではありません。大学は工学部修了で、仕事も外資系のエンジニアをしていました。
でも、子供の頃は絵が好きだったのですが、ずっと描くことを止めていました。正確に言うと、忘れていたという感じです。
当時の仕事はとても忙しく海外にも何度も仕事に行くという超多忙な生活をしているうちに、そんな生活に味気なさを感じて、自分を取り戻したいと思うようになりました。
子供の頃絵を描くことが大好きだった自分を取り戻した
その過程の中で、自分が絵が好きだということを思い出して、曼荼羅アートを自然に描き始めました。
最初は、絵を描くことそのものが本当に楽しくて、うまく描こうとか、きれいに描こうとかあまり関係なく、ただ自分の思い描いた通りに形を描いて、色が塗れることがただただ幸せだったのです。
友人が褒めてくれるようになったが、自分の絵に価値を見いだせなかった
そのうちに、友人から、私の絵を見て「とても幸せになる」「とてもきれいでずっと見ていたい」と言っていただけるようになりました。それはそれはとても嬉しかったです。
でも、自分の中では、自分の絵を他人に見てもらうのは、気恥ずかしいというか、価値がないというか、どこか肯定できない感じがあったのです。
「絵なんて描いても意味がないんじゃないか?」
的な、絵を描くことに価値を見いだせない何かが自分の中にあったのです。
自分の絵に価値を見いだせなかった私は、自分の絵を宣伝したり、絵を買っていただこうと思うのは、本当に深い抵抗が心の中にあって、どうしてもためらいがちにしか行動に移せなかったのです。
SNSの投稿もこわごわだった
TwitterやInstgramやFacebookに絵を投稿するのも、毎回すごくこわいし、「誰も見てくれなかったらどうしよう」といつも恐れていたんです。
でもせっかく描いたものだし、誰かには見ていただきたいし、といった心の葛藤を経て、勇気を振り絞るように投稿していました。
(これは、実は、今でもこういう気持ちになる時があるんですが、最近はSNSのお友達も増えてきたので、少し気持ちが軽くなっている気がしています。)
他の方から「曼荼羅アートの描き方を教えて」と言われ始めた
そうこうしているうちに、私の曼荼羅アートを見た方が、「私も描いてみたい」と言ってくださって、ワークショップに参加くださるようになりました。
また、絵を見た方が、「きれいな絵を見ると幸せな気持ちになる」と言ってくださることも多くなりました。
この言葉は、とても私を励まして、絵を描くことの価値というか、絵を描いている自分の存在意義のようなものを、少しづつ呼び覚ませてくれていった気がします。
もしかしたら、絵でみんなを元気づけられるかも?と気づきだした
「もしかしたら(多くはないかもしれないけど)私の絵を見て幸せな気持ちになる方が世の中にはいるのではないだろうか?」
それなら、その幸せになってくれる方のために、自分の絵が届くようにしてあげたいなぁ、と思うように気持ちが本当に少しづつ芽生えてきたのです。
この「絵なんて描いても意味がないんじゃないか?」という考え方が、「誰かを幸せにできる可能性がある」と切り替わるほどに、自分の絵をSNSにあげたり、描き方を公開したりすることがだんだんに苦手と思わなくなっていったのです。
「売ろう」「売ろう」と思うことにばかり気を取られるのは何か違う
一方で、世の中には、「どうしたら売れる」とか「どうしたら儲かる」といった販売の広告はたくさんあります。
でも私は、そういった方法は自分にはどこか向かないと常に思っていましたし、逆に自分がそうされても心地よい感じはしなかったのです。
そのため自分の絵を売るためにたくさん広告を打って、といった仕事のやり方以外で、もっと人にも自分にも思いやりがあって優しい方法はないのかな、と思っていました。
ガツガツ絵を売るのではなく、自分も相手も幸せになってもらう方法、そんなやり方をいつも探していた気がします。
絵の価値を信じる
それで、自分の絵の価値というか、長所というか、「自分の絵を見て誰かが幸せになってくれる」というずっと心の奥の方にある「絵そのものへの価値」を心から信頼するようにしてみたのです。
誰かに絵を買ってもらうという意識から、絵が誰かを幸せにするという意識に変わった途端、絵そのものの価値や描くことへの価値を見出すことができるように変わったのです。
そうすると、以前はどこかこわごわだったSNSで自分の絵を公開することや、描き方の方法をブログでご紹介することも、「誰かが幸せになるんだ」と思えるようになって、心の奥の方がとっても幸せに変わっていったんです。
自分で自分の価値を見出したという感じです。