こんにちは。幸運を呼ぶ曼荼羅アート@divinemandaraartsの岩本幸子(イワモトユキコ)です。
質問者
初めて色ボールペンを使って曼荼羅アートを描くときに、どのボールペンを買ったらいいのか悩みますよね?
曼荼羅アートを描くのに、最初に、どのペンを買ったらいいでしょうか?
たくさんのメーカーから、いろいろな種類のボールペンが出ていますので、全てを一度にそろえるのは、正直、難しいです。また、買ってみて、自分の期待していた描き味と違うと、がっかりしますよね。
そこで今回は、私が実際に曼荼羅アートの作画に使用しているボールペンの種類、特徴、実際にそのペンを使って描いた作品をまとめてみました。
岩本幸子
これから曼荼羅アートを描きたい方に、ご自分に合ったペンを見つけるための一つの参考になればと思います。
岩本幸子
曼荼羅アートのおススメのペン6点
曼荼羅アート作画(黒い紙)に使う色ボールペンの種類と特徴について
目次
- サクラクレパス デコレーゼ ラメカラー
- サクラクレパス デコレーゼ パステルカラー
- サクラクレパス ボールサイン ムーンライト
- サクラクレパス ボールサイン ティアラ
- サクラクレパス ボールサイン キララ
- サクラクレパス ボールサイン スフレ
- サクラクレパス Gelly Roll (白ペン)
- 【一部廃盤】三菱鉛筆 シグノ スタンダード
- 【廃盤】三菱鉛筆 シグノ スパークリング
- PILOT Juice Up 04 メタリック
- PILOT Juice UP 04 パステル
- PILOT Juice .5 メタリック
- PILOT Juice .5 パステルカラー
- ZEBRA サラサクリップ 1.0
- ぺんてる デュアルハイブリッド メタリック
- 三菱鉛筆 uni ポスカ 極細
- 三菱鉛筆 uni ラメポスカ 極細
【注意】黒画用紙に発色しないペンもある
曼荼羅アートに使うボールペンは、ぶっちゃけ、どのメーカーのどの色を使っても問題はありません。
ただし、市販の色ゲルペンの中には、白い紙には発色しても、黒画用紙には発色しないものもあります。
黒い紙に描くときは、ペン選びに注意してください。
ちなみに、このページでご紹介しているペンはすべて、黒画用紙に発色するものだけをまとめています。
これに記載されていないペンや新しいペンは、購入時に黒画用紙で試し描きをされるのをお勧めします。
黒画用紙に発色するボールペン一覧
私が使っている実際に黒画用紙に発色するペンを一覧にしてみました。
表 曼荼羅アート用黒画用紙に発色する色ボールペン一覧
メーカー | 製品名 | 色 | ペン先の太さ | 黒紙への8色・特徴 | インクの持ちの良さ |
サクラクレパス | デコレーゼ・ラメ |
レッド ピンク ローズ オレンジ イエロー グリーン 水色 ブルー パープル ブラック |
0.6mm | 良い 立体的 |
良い |
サクラクレパス | デコレーゼ・パステル |
レッド うすピンク ピンク オレンジ イエロー グリーン うす水色 ブルー パープル 白 |
0.6mm | 良い 立体的に塗れる |
良い |
サクラクレパス | ボールサイン・ムーンライト |
レッド ローズ グリーン ブルー パープル 蛍光レッド 蛍光ピンク 蛍光オレンジ 蛍光イエロー 蛍光グリーン |
1.0mm | とても良い | 良い |
サクラクレパス | ボールサイン・ティアラ |
ルビーレッド パールピンク ガーネットローズ サードニクスオレンジ トパーズイエロー オパールグリーン エメラルドグリーン アクアマリンブルー ターコイズブルー サファイアブルー アメジストパープル ダイヤモンドシルバー |
1.0mm | 透明性高いが良い | 良い |
サクラクレパス | ボールサイン・キララ |
レッド ピンク エメラルド グリーン ブルー パープル ゴールド シルバー |
0.8mm | やや暗い暗い発色 細く描ける |
良い |
サクラクレパス | ボールサイン・スフレ |
ピンク ライトオレンジ オレンジ イエロー ライトグリーン グリーン ブルー パープル ホワイト グレー |
1.0mm | 良いが輪郭がぼやける | インクが分離する 出が悪くなる |
サクラクレパス | Gelly Roll |
白 | 0.5mm 0.8mm 1.0mm |
0.5mmはインクが薄い 0.8mm、1.0mmは濃いめのインク |
良い |
三菱鉛筆 | シグノ・スタンダード
|
ホワイト(廃盤) 銀 金 |
0.7mm | 良い | 出が悪くなる |
三菱鉛筆 | 【廃盤】 シグノ・スパークリング |
レッド ピンク イエロー オレンジ グリーン ブルー バイオレット シルバー |
0.7mm | 透明性高いが良い | 良い |
三菱鉛筆 | ポスカ極細 |
赤 だいだい コーラルピンク パステルオレンジ 黄 パステルイエロー もも ライトピンク みどり きみどり パステルグリーン あお スカイブルー みずいろ むらさき パステルパープル 茶 黒 金 銀 白 |
0.7mm | 良い ポスターカラーを極細ペンにしたもの |
良い |
三菱鉛筆 | ラメポスカ極細 |
みどり ライトブルー ブルー ヴァイオレット ピンク レッド オレンジ |
0.7mm | 良い ポスターカラーを極細ペンにしたもの ラメはケバケバしたものではなく、柔らかい感じ |
良い |
PILOT | Juice UP 04メタリック |
ピンク グリーン ブルー バイオレット ゴールド シルバー |
0.4mm | 良い とても細い |
良い |
PILOT | Juice UP 04パステル |
ピンク オレンジ グリーン ブルー バイオレット ホワイト |
0.4mm | 良い とても細い |
良い |
PILOT | Juice .5メタリック |
ピンク グリーン ブルー バイオレット ゴールド シルバー |
0.5mm | 良い とても細い |
良い |
PILOT | Juice .5パステル |
ピンク イエロー グリーン ブルー バイオレット ホワイト |
0.5mm | 良い とても細い |
良い |
ZEBRA | サラサクリップ・シャイニー |
レッド ピンク オレンジ グリーン ブルー パープル 銅 |
1.0mm | 良い インクの出が不均一 |
良い |
ぺんてる | デュアルハイブリッド・メタリック |
ブラックレッド オレンジイエロー イエローグリーン グリーンブルー ブルーゴールド シルバー |
1.0mm | 良い インクの色が変わる |
良い |
*市販のボールペン全てを表示しているわけではありません。また一部の色が抜けている場合もあります。(2021年4月現在)
各色ボールペンのもっと詳しい特徴
私が持っている色ボールペンで黒画用紙に試し描きをしてまとめてみました。
1.サクラクレパス デコレーゼ ラメカラー
- 立体的に色が「盛れる」ペン。ただし、インクが立体的に「盛る」ため使い方が難しい反面もある。
- 発色もよく、インクの出も良いので、アクセントとして使うと素晴らしい効果があるペン。
- 線描よりも、点描の方がきれいに描ける。
発色:★★★★★
使いやすさ:★★
初心者へのお勧め度:★★
このペンを使って描いた作品
写真だと少しわかりにくいですが、この作品のように立体的な●を描きだすことができます。
2.サクラクレパス デコレーゼ パステルカラー
- ラメカラー同様に、立体的に色が「盛れる」ペン。ただし、インクが立体的に「盛る」ため使い方が難しい反面もある。
- 発色もよく、インクの出も良いので、アクセントとして使うと素晴らしい効果があるペン。
- 線描よりも、点描の方がきれいに描ける。
発色:★★★★★
使いやすさ:★★
初心者へのお勧め度:★★
3.サクラクレパス ボールサイン ムーンライト
- 発色もよく、ビビットな線がはっきり描ける。
- 発色がとても強いため、下の色が完全に覆われてしまう。色を失敗した時に上にこのペンで色を塗って修正することができる。
- アクセント・カラーとして使っても素晴らしい。
- インクの出がとても良いので、線描も、点描もどちらもきれいに描ける。
- 一方で、ペン先が太いので、細密画のような細かい部分の描写にはあまり向いていない。
発色:★★★★★
使いやすさ:★★★★★
初心者へのお勧め度:★★★★
このペンを使って描いた作品
華やかで、はっきりした強い発色があるペンです。
4.サクラクレパス ボールサイン ティアラ
- 透明感のあるラメカラーが美しい特徴のペン。
- ペン先も太く、インクの出がいいので、描いていて手が疲れにくい。
- 透明性のあるインクのため、下に塗った色が透け美しい重ね塗りをすることができる半面、このペンだけで塗る場合は、発色がいまいち弱め。その発色の弱さをうまく利用すると、きれいなグラデーションも描けるようになる。
- 線描、点描共に得意なペン。多少練習は必要だが、細密画のような描写にも対応できる優れもの。
発色:★★★★
使いやすさ:★★★★★
初心者へのお勧め度:★★★★
このペンを使って描いた作品
最初の作品です。
透明感のあるきれいなラメです。
5.サクラクレパス ボールサイン キララ
- 多少ラメ感のある不透明なインク。色味は少し地味に発色する。インクがかすれるようなことはない。
- ペン先は0.8mmとあるが、インクが固いのか出が悪いため、線は細く均一に描ける。そのため輪郭などを均一に描きたいときに重宝するペン。
- インクが固いためか点描はあまりきれいに描けない傾向にある。細密に描きたいときには、例えば葉の葉脈などを細く少し暗く描くなどができるペン。
発色:★★★
使いやすさ:★★★
初心者へのお勧め度:★★
6.サクラクレパス ボールサイン スフレ
- このペンの最大の特徴は、水っぽいインクが、ゆるゆると発色する。
- インクを置いた瞬間はとても水っぽくあまり発色しない。
- 時間が少し経過したのち、パステルカラーがはっきりしてくる。そのため、どの程度の色になっているのか描いている最中わかりにくい。
- またインクの粘土が低く水っぽいので、重ねて線を引くときや点描などの時にはインクが混ざってしまって不均一になる。
- ぼんやりしたぼかしやにじみを描く場合には有効。細密描写には向いていない。
- また、インクの持ちが他のペンより悪く、しばらく使わないでいるとインクが分離してしまう。
- よほどこの水っぽいインクの特徴を生かすような絵を描かないのなら、あまりお勧めしないペン。
発色:★★★★(ただし描いた直後は★)
使いやすさ:★
初心者へのお勧め度:★
このペンを使って描いた作品
淡いパステル調のボヤ~とした色合いが出るペンです。
水っぽいインクで、少し使い難いです。
7.【一部廃盤】三菱鉛筆 シグノ エンジェリックカラー
- このペンはきれいな明るい色で、発色もよく、ペン先も比較的細いので、いろいろな場面で活躍してくれます。
- 特に、白、金、銀はとても応用範囲が広く、色の濃さもはっきりしているので、重ね塗りをしても十分にきれいに発色してくれるのでお勧めです。
- 線描、点描共に得意なペンです。細密画を描くには、ペン先が太い気がしますが、初心者には扱いやすくお勧めのペンです。
- 色味がパステルカラーのものが黒画用紙でもよく発色しますので、黒画用紙では発色しない「スタンダードカラー」とは区別してご購入下さい。
- 時間が経つと徐々にインクの出が多少悪く、インク詰まりが起こり色が出なくなります。特に、このシリーズでペン先が太い白、金、銀はインクが詰まってでなくなります。購入後、できるだけ早く使い切るのが良いでしょう。
- 白、金、銀は販売中(2021年4月30日現在)。
発色:★★★★★
使いやすさ:★★★★★
初心者へのお勧め度:★★★★★
このペンを使って描いた作品
エンジェリックカラーの金色を使用して描いた作品です。
白、金、銀はまだ販売されています。
発色もよく滑らかに描けるペンです。
8.【廃盤】三菱鉛筆 シグノ スパークリング
- このペンは、ラメペンの中ではとても発色が良く、しかも透明性も高いので、重ね塗りをするときにその真価を発揮する素晴らしいペンです。
- ペン先が太めで、インクの出が良いので、広い範囲を塗るのが得意です。初心者でも、扱いやすいペンです。
- 線描、点描共にきれいに描けます。細密画にはペン先が太いですが、インクの透明性をうまく利用すれば、細密画でも利用は可能です。重ね塗りをすると、下地の色を残しながらも、上にきれいなラメを塗ることができます。
- インクの持ちも十分にあります。
- 残念ながら、このペンは廃盤になったそうです。
発色:★★★★★
使いやすさ:★★★★★
初心者へのお勧め度:★★★★★
このペンを使って描いた作品
豪華な発色の良いラメが出せるペンです。
廃盤になってしまったのが、とても残念です。
9.PILOT Juice Up 04 メタリック
- ペン先が細く、下書きの線をなぞって描いたり、細密画を描くのに最も最適なペン。
- 発色もよく、インクの出も滑らかに滑るように描けます。点描より、線描に向いています。点描も可能ですが、ペン先が細いので、少し手に圧力を感じます。
- インクの持ちもよく、インク詰まりでかすれるようなことはありません。きれいな細い輪郭を描きたい方は、このペンを選ぶといいと思います。
発色:★★★★★
使いやすさ:★★★★★
初心者へのお勧め度:★★★★★
このペンを使って描いた作品
細く繊細な点描、線描ができるとても素晴らしいペンです。
この作品は、初心者用の練習用として描きました。
真似してもOKです。
描き方はこちら▼
10.PILOT Juice UP 04 パステル
- ペン先が細く、下書きの線をなぞって描いたり、細密画を描くのに最も最適なペン。
- 発色もよく、インクの出も滑らかに滑るように描けます。点描より、線描ともに向いています。点描すると細かくて繊細な描写が可能です。
- インクの持ちもよく、インク詰まりでかすれるようなことはありません。きれいな細い輪郭を描きたい方は、このペンを選ぶといいと思います。
発色:★★★★★
使いやすさ:★★★★★
初心者へのお勧め度:★★★★★
このペンを使って描いた作品
ペン先が細く、繊細な点描、線描ができるペンです。
発色もよく、きれいに描けます。
この作品は、初心者用の練習用として描きました。
真似してもOKです。
描き方はこちら▼
11.PILOT Juice .5 メタリック
- このJuice .5シリーズのペンにはたくさんの色がありますが、黒画用紙で発色するのは、この「メタリック」と「パステルカラー」になりますので、購入するときには気を付けましょう。
- このJuice .5と前述のJuice Up 04との発色の違いは、正直あまりわかりません。描きやすさとインクの滑らかさを選ぶのなら前述のJuice Up 04の方が私的には好みです。
- このペンもペン先が細いので、下書きや細い輪郭線を引くのに最も適しているペンです。
- 点描より、線描の方がきれいに描けます。インクの持ちもよいです。
発色:★★★★★
使いやすさ:★★★★
初心者へのお勧め度:★★★★
12.PILOT Juice .5 パステルカラー
- このJuice .5シリーズのペンにはたくさんの色がありますが、黒画用紙で発色するのは、この「メタリック」と「パステルカラー」になりますので、購入するときには気を付けましょう。
- 発色は良いですが、インクの出が固いのか、滑らかさがいまいちなペンです。
- ペン先は細いので、輪郭線などがきれいに描けます。点描より線描の方がきれいに描けます。
- このJuice .5と前述のJuice Up 04との発色の違いは、正直あまりわかりません。描きやすさとインクの滑らかさを選ぶのなら前述のJuice Up 04の方が私的には好みです。
発色:★★★★★
使いやすさ:★★★
初心者へのお勧め度:★★★
13.ZEBRA サラサクリップ 1.0
- このペンは、上述にご紹介したペンの中で一番癖があるペンかもしれません。
- 色の発色はよいのですが、インクが均一に乗らないので、線を描くと太く描く部分と細く描ける部分とが出てきます。まるで筆で描いているような不均一さで描けるとても個性的なペンです。
- 点描の際にも、太い点と細い点が描けます。
- 線が均一に描けないので、細密画などの細かい部分を描くのはどちらかというと苦手なペンかもしれません。が、ダイナミックな線を引きたい場合は、このペンはとても役に立ちます。
- インクの持ちもよいので、このペンの特徴を把握して使えば、とても独特の表情を出すことができます。
発色:★★★★★
使いやすさ:★★
初心者へのお勧め度:★★
このペンを使って描いた作品
周囲の炎の部分に使いました。
少し個性的な太めの線が引けるペンです。
14.ぺんてる デュアルハイブリッド メタリック
- このペンは2色のインクが発色するタイプです。
- 色の発色は良く、インクの出も良いです。
- 白い紙と黒い紙で発色するインクが異なります。
- インクが変わると、塗った当初とは違った色となります。
- きれいなはっきりしたラメです。
発色:★★★★★
使いやすさ:★★★★
初心者へのお勧め度:★★★★
15.三菱鉛筆uni ポスカ 極細
(クリックすると画像が大きくなります。)
- ポスターカラーのペン版
- インクの発色が良い
- インクの出も良い
- たくさんの色がある
- 黒は黒い紙にはインクが吸い込まれて発色しない
- 点描にはあまり向いてないかもしれない(きれいな点点が描けない)
発色:★★★★★
使いやすさ:★★★★★
初心者へのお勧め度:★★★★★
16.三菱鉛筆uni ラメポスカ 極細
(クリックすると画像が大きくなります。)
- ポスターカラーのペン版
- ラメ感は控えめ
- インクの発色が良い
- インクの出も良い
- 7色がある
- 点描にはあまり向いてないかもしれない(きれいな点点が描けない)
発色:★★★★★
使いやすさ:★★★★★
初心者へのお勧め度:★★★★★
17.サクラクレパス Gelly Roll (白ペン)
(クリックすると画像が大きくなります。)
- 発色の良い白ペン
- 0.5mmはインクが薄い
- 0.8mm、1.0mmはインクが濃い
- インクの出も良い
- 0.8mmは2本入り
- 点描にも向いている
発色:★★★★★
使いやすさ:★★★★★
初心者へのお勧め度:★★★★★
色ペンの発色を良くするには重ね塗りをする
市販の色ペンの発色がいまいちな場合があります。
そんな時は、同じ色を何度か重ね塗りをするとよいです。
特に、赤色はきれいに発色しないペンが多いので、
- 赤ペン
- ラメ赤ペン
の順番で重ね塗りをするととてもきれいに発色します。
どうしても好みの色が出せない時には
イメージぴったりの色を出すには
- 市販のペンで重ね塗りをする
- アクリル絵の具を混色する
という方法を使っています。
1.市販のペンでもっと複雑な色味を出す方法
基本の重ね塗りのテクニックをこちらの記事(▼)でご紹介しています。
≫曼荼羅アートの点描バリエーション(重ね塗りをしてグラデーションを出す方法)
色ボールペンへの固定概念を外して、手に入れたペンで、あれこれ試し描きをするのが一番ご自分の絵に合ったペンを見つける近道かもしれません。
2.アクリル絵の具を混色する
アクリル絵の具は、速乾性があるのでペン画と相性がいいです。
発色の良いアクリル絵の具は、アクリルガッシュを選ぶといいです。
混色すれば無限に色が出せます。
細めの筆が使えるようになれば、どんな点も線も自由に描くことができるようになります。
初心者用のアクリルガッシュのセットと初心者用の筆(▲)。
これだけあれば、ペンの用曼荼羅アートなら十分に間に合います。
曼荼羅アートにお勧めの紙は厚手の紙
練習用には、100均の黒画用紙で十分です。
ちなみに、曼荼羅アートにおススメの紙は、
- 画用紙
- 上質紙
- ケント紙
があります。
100均の画用紙は、紙が薄くてぺらぺらなので、将来は誰かに作品をプレゼントしたい、プロになって作品を販売したい方は、厚手の紙を選ぶといいです。
今回、使用した画用紙は、こちらの厚手の黒画用紙です。
まとめ
私の手元にある市販の色ゲルボールペンの特徴をまとめてみました。
黒画用紙に描くためのおすすめ度の高いペン
- PILOT JUICE UP 04
- 【一部廃盤】三菱鉛筆 シグノ エンジェリックカラー
- 【廃盤】三菱鉛筆 シグノ スパークリングカラー
- サクラクレパス ボールサイン ムーンライト
- サクラクレパス ボールサイン ティアラ
初めて曼荼羅アートを描く方の参考になればと思います。
ペンの特徴をつかむ
どのペンも一長一短があるので、描きたい絵に合わせて、細いペン、太いペン、発色の良いペン、透明性の高いペン、といった種類をいくつか持っていると便利です。
そして、本番の絵を描く前に、下書きの紙に少し落書きをして、ペンの特徴を感覚的にとらえるといいです。
このペンはこれが得意、このペンはこれが不得意という感じで、ペンの特徴を掴むことで、ご自分の絵の要所要所に必要なペンを選ぶことができるようになります。
いろいろな技法を習得すれば個性ある作品を描けるようになる
絵具と違い、色ボールペンは色を混ぜ合わせることができません。そのため、重ね塗りのテクニックで、ボールペンでも、グラデーションを描けるようになります。
たくさんの絵を描くことで、だんだんと作画が深まってきます。
私も10年くらいかけて、だんだん自分の個性が出せる作品が描けるようになってきました。
楽しみながら描き続ければ、少しずつ、でも確実にうまくなります。
焦らずに、描画テクニックを磨いてくださいね。
プロを目指したい方
将来、人にプレゼントしたり、作品を描いて販売したり、お教室を開いて描き方を教えたりしたい方は、オンラインで曼荼羅アートを学べます。
私が10年間かけて手に入れたテクニックを余すことなくまとめました。
副業として作品販売や、空いているお時間でお教室を開くこともできるようになります。