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祝9周年を迎えて

こんにちは。曼荼羅アートの岩本幸子(イワモトユキコ)です。

2019年10月5日をもちまして、おかげさまで、9周年を迎えることができました。

これもひとえに、たくさんの方にご縁をいただけたことによるものと思います。本当にどうもありがとうございます。

祝9周年を迎えて

アートを通じて愛を表現する

本日、9年目を終えて、10年目を迎えられたことで、改めて、私自身のアートの意味というか、何のためにアートを描いているのかということを思い返してみました。

私にとっては、描くことはとにかく楽しくて、三度の食事以上に夢中になれるものです。そして、自分のために描くのも楽しいのですが、誰かのために愛や祈りを込めて描けることが本当に幸せでなりません。誰かが絵を見たときに、幸せや、安心や、何か神聖なものを感じてくださったり、瞑想的な自分を思い起こしてくださったりしてくれた瞬間、本当にうれしく感じるのです。

その気持ちは、最初からあったわけではなくて、10年ほど描いてきた中で、徐々に自分の中で湧き上がってきたように思います。

私たち日本人は、日常生活の中で愛を伝えるのは少し苦手(?)なように思います。でも、アートなら、自分の中にあふれる愛しい想いや、幸せや、誰かの幸せのために祈ることを表現することは、誰にも邪魔されずに、また、誰かに恥ずかしがることも必要なくできることです。

10年目を迎えて、「愛を表現する」という私のアートへの想いは、より強いものになっている気がします。多くの方と、アートを通じて幸せを分かち合いたいと思います。

アートとスピリチュアルなこと

スピリチュアルなことは、実は私たちの普段の生活の中で特別に切り離されていることではないと思っています。というより、むしろ、私たち一人一人の存在自体がスピリチュアルであり、愛であり、神聖なものだと感じています。

ただ、日常生活の中で、あまりに忙しすぎたり、頭ばかりを使いすぎて自分の体感や直観、また自然と切り離された感覚などが強くなって、「スピリチャルは雲の上のこと」=ファンタジー的な印象を感じるのかもしれません。

でも、アートを描くことで、頭の中のうるさいおしゃべりを静めて瞑想的になればなるほど、同様に心と体がリラックスして、満ち足りて、幸せな瞬間を体験できるようになっていきます。そして、その瞑想的な瞬間こそはお金や物や他人で消して埋めることのできない自分の中のスピリチャルとのつながりだと思うのです。

スピリチャルとは難しいことや宗教的である必要はなに一つないのですが、絵を描けることへの感謝や誰か愛する人への想いなどを、丁寧に、丁寧に、アートに描いていくことで、自己の本質的な愛の感覚を取り戻せるように思っています。

健康について

私事で恐縮ですが、今年は、2月に宮古島に引っ越してからすぐに、不運にも交通事故に遭い、約4か月が過ぎても痛みで体が思うように動かず、アート活動も十分に行えない日々がいまだに続いています。

一方で、怪我をより早く治すためにと、改めて「自分のカラダと健康」について向き合う良い機会をいただいたようにも思います。「怪我をする前よりもっと健康になる」と意図を立てて、今まであまり見向きもしなかった食生活の改善やけがの治療を促進させる種類のビタミンなどの摂取についても学び始めました。

アート活動には実は思った以上に体力が必要で、全身全霊の祈りを込めて一つの作品を描くのにかなりのエネルギーを消費します。年齢的な体力の衰えから、創作活動にかけるエネルギーが年々少なくなることを改善するべく、新しい食事療法についても挑戦し始めています。今までの食生活の乱れのため、まだもう少し完全回復まで時間がかかるかもしれませんが、少しづつ体力も取り戻し始めています。

今後、曼荼羅アートを通して、より精神的に高みを目指していくことは、カラダの健康もまたとても大切な要因だということを、今、身をもって学んでいます。スピリチュアル(魂)とカラダは決して別々のものではなく、魂の器として大切にケアしながら栄養を充実させることで、より精神的にも安定し活力に満ちた「自分」を感じることができるようになると思います。

そして、充実した体力と精神力を基盤にして、更に高みへ、スピリチュアルな方面へと、作品を、自分自身を、目指していけたらと心から願っています。これらの経験から得た知識や知見は、また、別の機会にでも皆様にもご紹介差し上げられたらと願っています。

人生の導く方向を信頼して

現在の私が体験している怪我や、あるいは病気など、意に反したことも起こるかと思います。

でも、人生のすべての体験は、大いなる知恵につながるための学びであり、どんな経験もまた貴重で神聖なものであります。私たち一人一人が人生を通して学びえていることは、全ての人にとって同時に貴重なものでもあるのです。その結果、あなたの存在そのものが、貴重で神聖なものであるのです。

これからも多くの方が笑顔になるように、自分の内側にある神様との対話を感じていけるように最大限の努力をしていきたいと思います。絵を描くことは人生と同じで、本当に大切なことは誰よりもうまく描くことではなく、自分の中に愛や神聖な自己の感覚に気づいていくことだと思います。曼荼羅アートを通して、より多くの方々と、深い人生のすべての側面を味わって、慈愛に満ちた瞬間を感じていきたいと願っています。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

たくさんの感謝と祈りを込めて。

2019年10月5日

曼荼羅アーティスト 岩本幸子

2 COMMENTS

宮内 美樹子

はじめまして本名は宮内美樹子です
ブログ名前は唯羽です

いいねをありがとうございます。
私は介護の仕事を始めてから曼荼羅の絵を描き始めてゼンタンブルなどいろいろ試行錯誤しながら描いていましたが
途中描けない時期がありました

綺麗な曼荼羅描きたくなり初心に返り最近
近くの個別レッスン習いに行きました
フリーハンドで描いていたせいかコンパス使いがずいぶん下手でした
曼荼羅アーティスト検索したら、幸子さんの曼荼羅に出会いあまりに綺麗な曼荼羅で
癒されました

描かないと上手くならないとの言葉にはっと気づきました
ありがとうございました
また作品見させていただきますね。

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Yukiko Iwamoto@Lakshmi Arts

宮内美樹子さま、
こんにちは。初めまして。コメントどうもありがとうございます。
曼荼羅アートに癒されたとのことで、本当にうれしく思います。どうもありがとうございます。

曼荼羅アートも途中描けない時はありますよね。私もよくあります(苦笑)。でも、そういうときも、決してアートから全てが離れているわけではなくて、内側では何か変化したり成長したりする時期でもあるように思います。ちょうどさなぎが美しい蝶になるように内側が変化する時期なんだと思います。
少し休んで、またしばらくすると描き始めたくなります。そして再開した時には、内面の成長とともにアート自体もより美しく心に響くものに生まれ変わっていることがよくあります。これからも宮内美樹子さまが焦らず、ゆっくり、ご自分の内面の成長をかみしめながら、楽しく描き続けていけるようにお祈り申し上げます。

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