こんにちは。幸運を呼ぶ曼荼羅アート@divinemandaraartsの岩本幸子(イワモトユキコ)です。
今日は、マントラについて効果的な唱え方をまとめてみたいと思います。
マントラ初心者さんの疑問や悩みは、
- そもそもマントラのことを詳しく知らない。
- マントラを唱えてみたいけど、効果がでるような唱え方(コツ)とかあるの?
- マントラ詠唱って実際に効果が出るの?
などがあるかと思います。
今回は、全くマントラ初心者さんでも理解しやすいように、できるだけわかりやすくまとめてみます。
マントラ詠唱で効果を出すには、結論から言うと、
- マントラの種類はあまり関係がない。
- マントラは唱えるほど成果が上がる。
- ただし、マントラを唱えるときには無心になるのがベター。(願いを叶えようとしてお願いしながらマントラを唱えるのはむしろ良くない。)
といった点が重要です。
上記のポイントを抑えてマントラ詠唱を毎日続けることで、自分自身の考え方や健康面だけでなく、日常生活のあらゆるところにもプラスの変化が起こります。
今回は、マントラ初心者さんでも効果が得られるようなマントラの唱え方について、詳しくご紹介します。
マントラ願いを叶える効果的な唱え方 初心者のためのマントラ入門講座
マントラとは
マントラとは、サンスクリットで、本来的には「文字」「言葉」を意味しています。日本語では、真言と訳されています。
真言というのは、宇宙の真理を表す言葉、言霊でもあります。
マントラの効果
マントラ歴15年の経験から言えるのは、マントラはただの言葉ではなく、宇宙の源、無条件の愛、慈悲、ソース、至福につながる言霊のような実感があります。
実際に、マントラを唱えて体験した奇跡的なことが数多くあります。
- ダニが発生しなくなった
- 怒りや悲しみの感情が落ち着いた
- ハイヤーセルフからの守護を得られるようになった
- 困った時にシンクロが起こった
- 山登り中にマントラを唱えると蚊に刺されなくなった
他、もう数えきれないほど奇跡的なことを体験しました。
マントラを3カ月間、毎日108回唱え続けた結果は、こちらのブログ記事で詳しく紹介しています。
なぜマントラで効果が出るのか?
マントラは真言なので、詠唱すると宇宙の源への扉が開くため、奇跡的なシンクロニシティが起こりやすくなるのだろうと思います。
15年の経験上、こんな感じで唱えていると
- 自分の我欲を考えながら唱える
- 自分や他人の不幸を願いながら唱える
あまり効果がないことも実感しています。
ではどう唱えたらいいのでしょうか?
効果が出るマントラの唱え方
実際に、成果が上がるマントラの唱え方について説明します。
より効果が上がるマントラの唱え方は、できるだけ頭の中を空っぽにして、カラダ中がマントラでいっぱいになるようにします。
究極的には、頭の中のおしゃべり(雑念)が、マントラに取って代わるような感じです。
例えると、好きな音楽がずっと頭の中で流れているような感じです。
そのために、マントラ詠唱の際にちょっとだけ意識するといい点は、
- マントラに意識を集中する(何も考えない。)
- 慣れてきたら、好きな神様を頭の中にイメージする。
- 神様にマントラを捧げるように唱える。(感謝をする。)
マントラを唱える回数は?
マントラの効果を上げるためには、できるだけ長い時間唱えるのがいいのですが、それも最初は難しいかもしれません。
そのため、初心者は、まずは108回くらい唱えるといいです。
とはいっても、時間がない時もあるでしょう。そんな時は、3回でも、5回でも構いません。
とにかく唱えられるだけ唱えます。
慣れてきたら一日中、頭の中にマントラが流れているようになっていきます。
マントラを唱えるのはいつがオススメ?
マントラを唱えるのは、いつでもいいですが、朝、起きてすぐに唱えると一日中、マントラの守護を感じて過ごすことができるようになります。
でも、目標は、頭の中をマントラでいっぱいにすることが、最終の目標ですから、空いている時間はできるだけ唱えるようにします。
マントラを唱える時が長くなればなるほど、実際に、マントラからの守護も働くようになるようになります。
マントラを唱える時の願い事をしていいのか?
マントラを唱える時には、マントラに集中するのがベターです。
もしお願い事がある場合は、先に神様に祈ってから、マントラを唱えるようにします。
なぜなら、マントラは真言です。
マントラを唱える時に、真言=宇宙の真理に自分自身を明け渡すようになればなるほど、宇宙のソースの力が働くようになります。
そのため、マントラ詠唱の最中にお願い事を考えていると、宇宙のソースに繋がるどころか、これが欲しい=これが足りないと言う波動を生み出すことにつながり効果が下がります。
お願い事は、マントラ詠唱の前に行ったら、一旦、横に置いてから、マントラに集中します。
マントラ(神)を信頼する
マントラは神様の名前を唱えたものが多いです。
神様との関係は、人間関係と同じで、こちらから信頼することでより強くなります。その信頼関係が強くなればなるほど、マントラにも霊的な効果が現れるようになっていきます。
でも、私たち人間のエゴは、最初は、
「すぐに信頼なんてできない。自分の欲しいものを与えてくれたら、お前を信頼してもいい。」
といった疑いの思いでいっぱいです。
一方で、神様は、実は、このような人間の疑いのこともご存じなので、信頼関係を築くために私たちの願いを満たしてくれようとします。一度でも願いが叶ったら、人は神様をもっと信頼して、よりマントラを唱え、より神様に近くなろうとします。
そして、究極的には、マントラを唱えることで、自分自身の中に神意識、宇宙のソースを見出すこと、悟りへと導かれていくのです。
マントラを唱える時に必要なもの
- 数珠(回数を数えるためにあると便利。)
- なければ、マントラカウンターのアプリでも代用できる。
- 好きな神様の写真(なくても可だがあった方がイメージできて良い。)
- 好みでキャンドル、インセントやお香(なくても良い。)
マントラの種類
マントラにはいくつかの種類があります。
各マントラにはそれぞれ意味がありますが、どのマントラを唱えても究極的には効果に間違いがありません。
なぜならマントラは宇宙のソースにつながるためのドアのようなもので、宇宙のソース=神意識=無条件の愛というのは「一つ(ワンネス)」だからです。
唱えやすい覚えやすいマントラを唱えてください。
短いマントラ
一言で唱えられるマントラ、短いマントラをビージャ・マントラといいます。
ビージャ・マントラの例
ビージャ・マントラ | 英語表示 | 意味 |
オーム | om | 宇宙の始まり、ソースとのつながり |
マー | ma | 宇宙の創造の母のエネルギーとのつながり、慈悲、慈愛 |
ラム | ram | 神様の名前(ラーマ神)、第3チャクラの調子を整える |
ビージャ・マントラは、短いのですぐに唱えられて便利なので、いくつか覚えておくといいです。
長いマントラは、そのままマントラといいます。
初心者にオススメのマントラ
マントラはとてもたくさんあります。
マントラは神様の名前を唱えていることも多く、ご自分の好きな神様のマントラを唱えるのが一番いいかと思います。
ここでは、初心者でも比較的覚えやすいマントラで、とても効果のあるマントラをご紹介しておきます。
ロカーハ・マントラ(世界平和の祈り)
生きとし生けるものが幸せでありますように、世界平和の祈りに使うマントラです。
オーム ロカーハ サマスターハ スキノー バヴァントゥ
オーム 世界のすべてが至福になりますように
ロカーハ サマスターハ スキノー バヴァントゥ
世界のすべてが至福になりますように
オーム アサトー マー サッドガマヤ
偽りから真理へと導きたまえ
タマソー マー ジョーティルガマヤ
暗闇から光明へと導きたまえ
ムリティヨールマー アムリタン ガマヤ
死から不死へと導きたまえ
オーム シャーンティ シャーンティ シャーンティ
オーム 生きとし生けるものが平安でありますように
ガイヤトリー・マントラ(最高太陽神への祈り)
ガイヤトリーと言うのは最高位の太陽神を指します。ガイヤトリー・マントラは、その最高位の太陽神へ捧げられたマントラです。
このマントラはとても強力で、その効果は、
「飛行機が墜落する際に、たった一人でもこのマントラを唱えることができたら、乗客乗務員全員が助かるだろう。」
と言われています。
少し長いですが、頑張って覚えるだけの価値があります。
オーム
(宇宙の始まりの音)
ブール ブワッ スヴァハ
物質界、心の世界、因果の世界に満ち満ちている
タット サヴィトゥル ヴァレーンニャム
至高たる、サヴィトリの、実在を讃えます
バルゴー デーヴァッスヤ ディーマヒ
究極の精神の輝き、聖なる真理を、深く瞑想いたします
ディヨー ヨー ナッ プラチョーダヤート
かの叡智によって、我らに光があたえられ、絶対の真理を悟ることができますように
マントラを一緒にチャンティングしたい方
初心者の方だと、いきなり一人でマントラをチャンティングするのもすぐに飽きてしまうこともあるかと思います。
慣れるまでは、経験者と一緒にチャンティングするのも一つの方法です。
ここでは、世界的に有名な方のマントラ・チャンティングをご紹介します。
Deva Primal & Miten
Krishna Das
どちらもFacebookでライブ・チャンティングしています(英語ですが)。
とても美しいので、英語がわからなくても楽しめると思いますので、ぜひ一度覗いてみてください。とてもオススメです。
最後に
マントラ詠唱は、宇宙のソースにつなげてくれる扉のようなものです。
マントラ詠唱中に自分自身を宇宙のソースに明け渡すように、神様への捧げ物のように唱えると、宇宙のソース、あるいは神様が助けてくれるようなことが頻繁に起こるようになります。
願いを叶えたかったら、先に、頭を空っぽにして、自分を神様に捧げるように唱えることの方が効果的です。
我欲より、心を込めて唱えることが大切です。
そして、宇宙が応えてくれることを信頼して待ちましょう。
またマントラ詠唱は、一日にしてならずです。
唱え易いマントラを覚えて、毎日繰り返し唱え続けましょう。マントラの種類に関係なく効果は得られるようになります。
私も最初はなかなか習慣化することが難しかったですが、休み休みでも、思い出した時だけでも続けることで、15年たった今は、マントラの恩寵を感じずにはいられません。
今は毎日の生活の中にとても自然にマントラがあります。
マントラがあるところには、同時に神様もいらっしゃいます。常に、どんな時も、神様からの守護を感じて生きられることは、この上なく幸せです。