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作画集中力を高める時間管理術 ポモドーロ・テクニックのご紹介

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こんにちは。幸運を呼ぶ曼荼羅アート@divinemandaraartsの岩本幸子(イワモトユキコ)です。

  • 美しい曼荼羅アートを描くときに、頑張って絵と向き合っているのに良いアイディアが全く浮かばない。
  • そのうち、だんだん疲れて頭が痛くなってくる。
  • どこか絞り出すように絵を描いていることが多く、すごく考えている割に作画ができない・進まない。

なんとことはありませんか?

実は、私がそうだったんです(涙)。

そこでいろいろ調べて、疲れないでもっと長時間高い集中力を維持できる方法をがないかと探したところ、ある方法を見つけました。

早速、実践してみたところ、とても高い集中力が維持できたうえ、疲れにくくなりました。

今回は、その方法をご紹介したいと思います。

作画集中力を高める時間管理術 ポモドーロ・テクニックのご紹介

作画の際に、できるだけ長い時間、集中力を高めていたいですよね。

今回ご紹介する集中法は、ポモドーロ・テクニックというものです。

イタリアのコンサルタント、フランチェスト・シリロという方が大学生の時に編み出した方法だそうです。

この方法を使うと、作画だけでなく、集中力が長い時間維持することができるようになります。

ポモドーロ・テクニックとは?

ポモドーロは、皆様ご存知のイタリア語でトマトのこと。トマト型のキッチン・タイマーを使ったところからこの名前が来ています。

そのテクニックのやり方は、とても簡単。

25分間ありえないほど集中して、5分間リラックス

というパターンを繰り返すだけ。

25分集中、5分休憩を繰り返す

25分間ならだれでもとても集中することができますよね?

そしてその後5分間は、歌を歌ったり、踊ったり、ストレッチをしたり、SNSをしたり、瞑想をしたり、掃除をしたり、ちょっと片づけをしたり、コーヒーやお茶を飲んだり、ペットと遊んだりと、とにかく頭を休め、リラックスします。

そして5分経ったら、またとても集中して絵を描く(仕事をする)という繰り返しです。

そして、4回くらい25分+5分を繰り返したら、30分くらいの少し長めの休憩時間を取ります。

頭が疲れにくくなってインスピレーションが高まる

このテクニックを使ってみたら、本当に疲れにくくなりました。

その上適度に頭を休めるので、次の25分間は改めて集中することができ、良い図案が生まれやすくなりました。

インスピレーションも高まるうえ、長い時間、ずっと同じ座った姿勢を続けなくてよいので、腰痛や肩こりも多少楽になっていきました。

集中力が切れているのに無理にインスピレーションをひねり出そうとするから苦しかった

今までは、集中して絵を描くには、どんなに頑張っても2時間が限界で、でも1時間を過ぎるころから集中力が途切れてしまっているので、美しい図案が思いつかない。

そうするとフラストレーションがたまる。

それで、精神的に疲れてしまって、だるくなるといった悪循環にはまっていたことに気が付きました。

ポモドーロ・テクニックは適度に頭を休めるので総合的には長い時間集中できる

そして、25分間ありえないほど集中、5分間休憩をただ繰り返すだけで、一日を振り返ると、総合的には長い時間仕事することができたり、もっと絵を描くことができるようになったのです。

作画以外でも応用できる

ポモドーロ・テクニックは絵を描くことだけでなく、他の仕事・勉強にも適応することができます。

事務仕事や受験勉強に効果大

事務仕事や確定申告の書類を作ったり、ブログを書いたり、自分だけでできる仕事にはどんなものでも応用が利きます。

学生の勉強にも効果があるといわれています。

何せ25分経ったら、5分間は遊んでいいのですから、高いやる気を維持しながら無理なく続けられます。

また会議でも、時間を区切って集中して話をして休むというやり方をすると無駄な時間を取られなくて効率が良いとも聞いたことがあります。

相手の都合に合わせる接客業には難しい

一方、レストランなどの接客業などには、利用が難しい方法です。

「今、5分休憩中だから、オーダー取れません。」とは言えないですよね?

介護職とか、医療関係も難しいのではないでしょうか?

こんなに簡単で、効果絶大のポモドーロ・テクニック。皆様もぜひ、試してみてください。

ポモドーロ・テクニックのやり方まとめ

  1. 25分間で実行したいタスクを決める。例えば、絵を描く、ブログの記事を書くなど。
  2. 25分間タイマーをセットして、とても集中してタスク(絵を描くなど)を実行する。
  3. 5分間タイマーをセットして、リラックスして仕事以外のことをする。
  4. 4回ほど繰り返したら、30分くらいの長めの休憩をして、完全に頭をリラックスさせる。
  5. 上記を繰り返す。
  6. タスクが完了したら、また少し長めの休憩時間を取って、頭を完全に切り替える。

キッチン・タイマーが2つあると便利

もしお手元にキッチン・タイマーが二つ以上あれば、一つは25分、一つは5分にセットして繰り返して使えば、少し便利かと思います。

専用アプリも便利

またお手元にiPhoneなどのスマホがあれば、ポモドーロ・テクニック用のタイマー・アプリが無料で手に入ります。

25分+5分を延々繰り返してくれます。(笑)

Be Focused(無料アプリ)
このタイマー・アプリは英語なのですが(涙)、操作自体はとても簡単なので、英語わからなくても使えると思います。大丈夫。
25分間で完了したいタスクも記入することができて、ToDoリストのようにも使えます。
タイマーの音楽も好みのものに変えることができるのも好ポイントです。

おススメの本

ポモドーロ・テクニックについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの本がおススメです。

1.フランチェスコ・シリロ著、斉藤裕一訳「どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門

2.Staffan Noeteberg著、渋川よしき訳、渋川あき訳「アジャイルな時間管理術 ポモドーロテクニック入門

最後に

人生は時間でできています。

私たちに与えられた限られた人生という時間を、できるだけ有効に使って、本当に大好きなこと・やりたいことのために集中していきたいですよね。

仕事をさっさと終わらせて、大好きな絵をたくさん描けますように。

集中力を上げて、さらに素敵な絵が描けますように。素敵な絵で世界にたくさんの幸せがあふれますように!

皆様がいつも幸せで満たされていますように。
たくさんの愛と感謝を込めて。

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