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【0円無料】重ね塗りに挑戦しよう ~第5回曼荼羅アート通信講座~

over paint - drawing lesson

こんにちは。曼荼羅アートの岩本幸子(イワモトユキコ)です。

前回の講座では、鉛筆で下書きをした曼荼羅アートに、実際に色を入れていく手順についてご説明しました。

4回 曼荼羅アート描き方基礎講座 ~色を塗る~

【0円無料】きれいに色を塗るには? ~第4回曼荼羅アート通信講座~

今回は、この色塗りをもう少し発展させて重ね塗りのテクニックについて詳しくお伝えしたいと思います。

色に深みや透明感、重厚感を出せる方法なので、作品がぐっと奥行きが出ます。ぜひ挑戦してみてください。

【0円無料】重ね塗りに挑戦しよう ~第5回曼荼羅アート通信講座~

今回の講座で使用するもの

今回の講座で使用するもの一覧です。

  • 下書き済み色画用紙(15cm X 15cm1枚
  • 試し描き用黒画用紙 1~2枚 (100均のもので十分。同じ色の画用紙を準備すること。)
  • 色ボールペン(お好きなもの)
  • 色パレット画用紙(第3回講座で作成したもの。色見本に使用。)

 

重ね塗り

水彩画などでは一般的な重ね塗り。色ボールペンでは無理だと思っていませんか?

実は、使うボールペンの種類によって可能です。

もちろん色ボールペンでの重ね塗りは、水彩画のような透明感あるれる重ね塗りではありませんが、それでも単層よりもかなり色に置くゆきを出すことができるようになります。

今回は、色ボールペンでの重ね塗りについて、具体的に例を挙げながらご説明しますね。

1.重ね塗りする順番(おさらい)

前回の3回目の講座でもお話ししましたが、重ね塗りをするには、薄い色→濃い色、細いペン→太いペン、最後透明ラメペンの順番で塗るとうまくいくことを、念頭に置いておいてください。

色ボールペンのインクは、水彩画と比べ透明性がそれほど高くはないので、濃く太いペンで塗ると、薄くて細いインクは塗りつぶされてしまいます。

 

重ね塗りで蓮の花を描いてみる

文字だけで説明してもなかなか難しいので、ここでは蓮の花を例にとって、重ね塗りの手順を分かりやすくご説明します。

(写真をクリックすると大きな図がご覧いただけます。この記事に戻るときには、ブラウザの戻るボタン「」または「<」にてお戻りください。)

1.下書き

まずは、画用紙に鉛筆で、デフォルメした蓮の花を描きます。

おさらいもかねて、鉛筆で蓮の花の下書きを描いていきましょう。

フリーハンドで蓮の花を初めて描く方は、落書き帳や試し描きの黒画用紙に練習してみてください。

蓮の花のイラストの描き方は、こちらの記事(▼)内で、短い動画でご説明しています。良かったら、ご覧ください。

簡単!蓮の花のイラスト フリーハンド曼荼羅アート下絵の描き方

2.色を観察する

光に照らされて花弁が透けているピンクの蓮

重ね塗りをする前に、今回のサンプルである蓮の花の色がどんな感じなのか、実物の写真をよく観察してみましょう。

どの部分が色が濃いのか?均一なのか?葉脈のような筋はどうなっているのか?

大まかでいいので、蓮の花の色味具合を把握しておきます。

こちらの写真を見ると、蓮の花びらは、先端に向かって筋のような線が入っているのがわかります。また、色は、輪郭部分が濃く、花弁の先端に向かって濃くなっているのがわかります。

またどんな色を重ねると、自分が描きたい蓮の色味が出せるのかもわかります。

この色の状態を参考にして、デフォルメした蓮の花に色を重ねていきます。

3.重ね塗りの手順

では、実際に、下書きに重ね塗りをしていきましょう。

3-1.輪郭を細いペンでなぞる
白の細いペンで蓮の花ビラ左側輪郭の下書きに上塗りする 写真2-1 蓮の花びらの下書きを白の細いペンでなぞる
蓮の花びら全ての下書きを白の細いペンで上塗りする 写真2-2 花弁全体も同様になぞる

鉛筆で下書きをした蓮の花の輪郭部分を、白の細いペンでなぞります(写真2-1)。

同様に花弁全体の下書きの輪郭を白の細いペンでなぞります(写真2-2)。

最初に、輪郭部分を白の細いペンでなぞっておくと、後々色を重ねたときに、輪郭の部分がはっきり残すためです。鉛筆書きだけだと、インクによってわからなくなってしまいます。

ここで使った白の細いペンは、Juice UP .4ホワイトです。

ここでは白を使いましたが、色は白でなくても大丈夫です。輪郭がわかればいいので、細いペンなら他のピンクやパステル系の赤色でも大丈夫だと思います。

3-2.輪郭の内側に下地色を塗る
花弁の輪郭より内側部分を銀のラメペンで塗る 写真3-1 輪郭内側を銀のラメペンで塗る
蓮の花輪郭内側を銀のラメペンで塗る 写真3-2 輪郭内側を銀のラメペンで塗る

輪郭がなぞり終えたら、その内側に下地の色を塗っていきます(写真3-1、3-2)。

下地の色は、葉脈が意識できる色を選ぶといいと思います。ここでは、銀のラメペンシグノ スパーリング シルバーを使いました。

この時、花弁の内側にある葉脈の筋を意識して、花弁の先端に向かって筋が通っているように筋っぽく塗ることを意識します。

均一に塗るというより、筋をつけるように、少しムラに塗ります。

また、花弁の先端にインクを集めるように塗ると先端の色味が濃くなってより花ビラっぽく塗れます。

右横の花びらも銀のラメペンで塗る 写真3-3 横の花びらも同様に銀のラメペンで塗る
蓮の花輪郭内側を銀のラメペンで塗る 写真3-4 輪郭内側を銀のラメペンで塗る

 

中央の花びらが塗れたら、今度は隣の花びらを同様に塗っていきます(写真3-3、3-4)。

横の花びらは、中央の花びらの輪郭部分に色を重ねて塗らないように、少し空間を開けておきます。

全部を同様に塗ってしまうと、均一になってしまって、花弁の立体感が出なくなってしまいます。

ここでも花弁の先端方向に色が集まるように意識をして塗りましょう。

同様に全ての花びらの下地の色を塗ります。

 

3-3.花弁の色をピンクで塗る
ピンクのラメペンで花弁の色を塗る 写真4-1 花弁にピンクのラメペンで色を付ける
隣の花びらにも同様にピンクのラメペンで色を塗る 写真4-2 隣の花びらにもピンクのラメペンで色を塗る

下地の銀ラメペンのインクが乾いたら、次に、蓮の花びらの色を重ねていきます。

今回は、ピンクの花びらにしたいと思いますので、ペンは、サクラクレパス ティアラ パールピンクを使います。

ピンクの色を中央の花弁の葉脈に沿って先端に向かって塗っていきます(写真4-1)。

ペンのインクが花弁の先端に集まるように、根っこの部分から先端部分に向かって塗るように意識します。

ここでも、色はムラ塗りをするようにします。

中央の花びらが塗れたら隣の花びらも同様に塗ります(写真4-2)。この時も、中央の花びらの輪郭は色を塗らないようにします。

 

蓮の花にピンクのペンで色を塗り終えた状態 写真4-3 ピンクの色を塗り終えた状態
蓮の花ビラ部分にピンクの色を塗り終えた状態 写真4-4 拡大写真

他の花びらも同様に塗っていきます(写真4-3、4-4)。

花弁は、下地の銀色が残りつつ、ピンクの葉脈がはっきりしてきました(写真4-4)。

全体的にムラがある感じが、花弁の葉脈を連想させていい感じです。

ここで、一度、ピンクのインクが乾くまで待ちます。

特に色ペンを重ねる時には、インクが乾かないと、次の色と混ざってしまうため色がはっきりしなくなります。

 

3-4.花弁の中央に金色を置く
花弁の中央に金色を置く

写真5 花弁の中央に金ラメを置く

多少複雑な色味を出したいので、花ビラに金色のラメペンで、多少の金色を載せます。(この工程は、好みにもよりますので、必要なかったら飛ばしてしまっても大丈夫です。)

ほんの少しだけ金色を載せると、先ほどのピンク単色のみより、花ビラに深い表情が加わるのがわかると思います(写真5)。

ここで使用した金のペンは、サクラクレパス ティアラ トパーズです。

金色を載せる際には、ほんの数本、下から上に花弁の先端に向かって線を引くように載せるだけで十分です。あまり沢山の金色を載せてしまうと、また別の表情になってしまうので、あくまでも蓮の花のイメージを尊重する感じで、ほんの少しだけ色を置くようにします。

金色は中央だけでなく、両サイドの花びらにも少しづつ載せるようにします。

この後も、金色のインクが乾くのを少し待ちます。

 

3-5.銀ラメペンで金色をぼかす
花弁の上の金色を銀のラメペンでぼかす

写真6 金色を銀のラメペンでぼかす

写真5の金色のままだと色味が強すぎるので、花弁の下地の色である銀のラメペンで金色の上に色を置き、色味を少しぼかして弱めます(写真6)。

ここで、再度、銀のラメペンシグノ スパーリング シルバーを使いました。

この時、銀色も強く塗りすぎてしまわないように、多少強すぎる金色をカバーするくらいの感じで大丈夫です。

銀色を上に塗ることで、花ビラに透明感が残って、なんとなく金色がピンクの間から覗いている感じがしてより複雑な色味が出せるようになります。

もし、銀色を塗りすぎた場合は、もう一度同じピンクのラメを上から重ねれば大丈夫です。

ここまで来ると、かなり蓮の花ビラのようになってきました。

 

3-6.輪郭を描き直す
輪郭を白のペンで描き直す

写真7-1 中央の花びらの輪郭を白のペンで描き直す

輪郭を白いペンで描き直す

写真7-2 花弁の輪郭を白いペンで描き直す

内側の花びらの色が塗れたら、最後に輪郭部分をもう一度白いペンでなぞります(写真7-1、7-2)。

ここで使用したペンは、シグノ エンジェリックカラースタンダード ホワイト(0.7㎜)です。下地に使ったものより太くて濃いペンを使用しています。

輪郭部分をぼかした状態でもきれいなのですが、改めて、輪郭をはっきり入れると絵がしまる感じになります(写真7-1と写真7-2の比較)。最終的には好みで輪郭有り無しを選んでくださいね。

輪郭は白いペンのほか、ピンクのペンでもいいかと思います。また、今回はやっていませんが、輪郭部分もピンクを塗ってから再度白を塗るように何度か重ね塗ってもいいと思います。

3-7.インクを乾かす

重ね塗り後は、その都度、インクをきちんと乾かしてから次の色を塗るようにしてください。

乾かないまま次の色を塗ると、色が混ざってしまい、下手をすると、汚い色になってしまいます。

重ね塗りをする前に、試し描きの黒画用紙で、一度、色を重ねてみて、イメージにぴったりの色を決めてから塗ろと失敗がなくていいですよ。

3-8.そのほかの重ね塗りの手順

重ね塗りをもう少し極めたい方は、こちらのメイキング記事(▼▼)にも、重ね塗りの手順についてご紹介しています。良かったらご覧ください。

美しい曼荼羅アートの描き方・応用編~曼荼羅アート「母の誕生日に」のメイキング~

美しい曼荼羅アートの描き方・応用編~曼荼羅アート「感謝」のメイキング~

 

色が塗り終わったら

1.一晩くらい寝かせる

色が塗り終わったら、そのまま一日、二日、作品を寝かせましょう。

色ボールペンのインクは即乾性のものが多いですが、それでも、奥の方が完全に乾くまで2,3日ほどかかるように思います。そのため、画用紙の上には何も置かずに、そのまままっすぐの机の上に置いて、寝かせておきましょう。

2.最終の色をチェックする

色が完全に乾くと、塗っている時と色味が異なる場合があります。また、色を塗っているときには、部分的に作品を眺めるように色を塗るため、全体の色のバランスを確認していないこともあります。

一日、二日寝かした作品をもう一度、全体を眺めるように、色のバランスを確認しましょう。そして、もし色が薄くなっていたり、違った色味に見えるような場所は、丁寧にもう一度色を塗り直していきましょう。

この作業が終わって、全体を眺めてみて違和感がないようなら、色塗りは完成となります。

長い時間の色塗り、どうもお疲れ様でした。

 

講座内での質問やご意見について

講座の途中で、質問・ご意見・感想などがあるときは、お気軽にコメント欄にお残しください。また、コメント欄への記入が嫌な方は、講座専用お問い合わせフォームにてお送りください。
質問・ご意見・感想を送信する

いただいた質問・ご意見・感想は、できるだけ他の参加者の方にも参考にしたいと思っていますので、コメント欄のほか、今後オンライン講座用の質問ページなどで(匿名にて)共有したいと思っています。

ほかの受講者様からの質問やご意見を自由に閲覧できることで、多くの方にとって多くの気づきや励ましにもつながることと思います。ぜひご連絡ください。お待ちしています。

注意)曼荼羅アートの作画に関すること以外の個人的なご相談ごとなどはお返事差し上げられませんこと、どうぞ予めご了承ください。

【0円無料】よくある質問 ~曼荼羅アート通信講座~

次回予告

今回の講座では、曼荼羅アートに塗った色に更に色を重ねていく方法を学びました。

重ね塗りは、手間と時間がかかりますが、作品の色に深みと透明感、重厚感が加わります。同じようなデザインでも、更に存在感のある作品に仕上がっていきますよ。ぜひ試してみてくださいね。

さて次回ですが、今までは線描・重ね塗りを学んできましたので、点点で描く点描での曼荼羅アートに挑戦していきましょう。

第6回 曼荼羅アート描き方基礎講座 ~点描で描く~

【0円無料】点描曼荼羅アートの描き方 ~第6回曼荼羅アート通信講座~

点々で描く点描は、線描より多少根気が要ります。また肩が凝りやすくなるので、下にひくマットがあると良いかもしれません。

良かったら予めご準備くださいませ。

次回もどうぞよろしくお願いします。

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2 Comments

宮内 美樹子

幸福
岩本様
お世話になってます
今回の作品は
曼荼羅アート描き方基礎講座の無料閲覧の蓮の花を下絵から見ながら描き色付けも頑張りましたが
塗れば塗るほど
全然うまくいかず
ガタガタなりましたが
魂を込めて描きました
完成した曼荼羅が
微笑んでいるように
見えました
いつもより

苦労したけど
完成できて良かったです
ありがとうございます

宮内美樹子
https://ameblo.jp/mandara-mikiko1209/entry-12538686932.html

返信する
Yukiko Iwamoto@Lakshmi Arts

宮内美樹子様、

愛くるしい曼荼羅アートと共に、感想をコメントくださってどうもありがとうございました。
作画に苦労することは、成長することにつながりますので、一つ一つ困難に向き合って描き続けると、近い将来、きっと自分が望んだ絵を描けるようになります。

このような温かいコメントいつでも歓迎しますので、これからも描き方講座等々を通してのご感想などはどうぞお気軽にコメント欄にてシェアくださいませ。
多くの方が、宮内美樹子様の作品をご覧くださって下さるように、またほかの曼荼羅アーティスト様たちにもたくさんのインスピレーションが届きますこと、心より願っています。

いつもどうもありがとうございます。
感謝を込めて。

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