こんにちは。幸運を呼ぶ曼荼羅アート@divinemandaraartsの岩本幸子(イワモトユキコ)です。
曼荼羅アートの作品が完成したら、サインを入れましょう。
「自分はプロじゃないからサインなんて」と思わずに、オリジナルの作品には必ずサインを入れるようにしましょう。
サインなしでSNSなどに公開すると、まったくの知らない方が、勝手に「自分の作品だ」と言って盗作されることもあります。
そこで今回は、
- オリジナルのサインの作り方
- サインの入れる場所はどこがいいのか?
- デジタルサインの入れ方
についてご紹介します。
【0円無料】著作権を守る正しいサインの入れ方 第7回フリーハンド曼荼羅アート描き方通信講座
丁寧に、時間をかけて描いた作品は、本当に貴重で神聖なものです。
特に初めて描いた作品は、とても思い入れもあるものとなります。
ぜひ素敵なオリジナルのサインを入れて、「自分の大切な作品」との証を表現してみてください。
簡単なサインでも入れるだけで、ぐっと本格的な作品に見えるようになりますので、ぜひ、自分の曼荼羅アート作品にはサインを入れてみましょう。
目次
今回の講座で使用するもの
- 落書き帳
- 鉛筆
- 消しゴム
- 下書き用黒画用紙 1枚
- 完成後の作品(15cm X 15cm 黒画用紙)1枚
- 色ボールペン(お好きなもの)
- スマホ
- 写真用エディターなどのアプリ
曼荼羅アートにお勧めの色ボールペン
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サインについて
1.サインを入れる意味
一般的に、作品にサインを入れる意味は、
- 誰の作品かが明確になる
- サインも作品の一部
- この作品が誰のために何のために描いたのかを伝えるために
があります。
2.この作品が誰のために何のために描いたのかを伝えるためにサインをする
これは私の場合なのですが、作品を一つの贈り物としてお客様に届けるというイメージを持っています。
お客様がご自分のために購入される場合でも、あるいはほかの方に贈られる場合でも、その方にとってはアート作品というのは、かけがえのない一つの大切な宝物のように感じているのではないかと思うのです。
そのため、注文してお手元に届いた時に、とても大切なプレゼントの包装を開けて、中から世界でたった一つの宝物が出てくる・・・。
その方の手元に届いた時に、作品を目にした時の驚きと、次に、この作品の意図であるタイトルとサインの文字が目に入った時の感動を、とても大切な瞬間と思っています。
ましてや好きな作家さんから購入された作品に、オリジナルのサインがあるということは、「自分だけのために描いてくれた」特別感が伝わるものでもあります。
体験談
これは実際にあった例ですが、
「愛」という作品に、「愛」というタイトルとサインを一緒に書いてお送り差し上げました。
お客様は、「自分が、(作家の岩本幸子から)愛を受け取った」というメッセージがはっきりと伝わったと、お礼にいただいたメールに書いてありました。
今現在、作品のファンがいるいないに関わらず、より一層の感謝の気持ちを込めて「私が描きました」との心のこもったサインを入れることは、将来、大切な方に届けて大変喜ばれることになるかもしれません。
ほんの数文字のことなのですが、大切に丁寧に描いた作品に追加して、こんな温かい気持ちのこもった素敵なインパクトをお届けできたらうれしいですよね?
3.サインの種類
作品に入れるサインの種類は、大きく分けて、
- アナログ(手描き、ハンコ)
- デジタル
があります。
アナログのサイン
アナログのサインというのは、作品に手書きで、あるいは、ハンコなどでサインを記したものです。
アナログのサインは、オリジナルの作品に、作家が直接サインを入れるという意味でもとても希少価値を持ちます。
デジタルのサイン
デジタル・サインは、写真加工アプリなどを使って、実際に描いた曼荼羅アート作品の写真に文字やロゴを記載していくものです。
デジタル・サインは、デジタルのデータを使っているので、一つデザインを考えれば何個でもコピーすることができるお手軽さがあります。
アナログのサインの作り方
プロの作家さんの作品を拝見していると、個性的なサインがたくさんあります。
よくあるサインの種類を一覧にあげてみます。
アナログのサインの種類
- 漢字
- アルファベット
- 名前はんこ
- 紙をプレスして穴や凸凹を残す押しハンコ
どのサインでも素敵だと思います。
ここで、大切なのは、あくまでも主役は作品であって、サインは署名に過ぎない、わき役だという点です。
作品以上に目立つサインは、逆に興ざめとなってしまいますので、気を付けましょう。
作品の世界観を邪魔せず、さりげなく、それでいて、存在感のあるサインを目指していきましょう。
瞑想して自分だけのオリジナルのサインを作る方法
一般的には、サインはシンプルな方がいいので、リラックスしてご自分にぴったりのサインを決めていきましょう。
まずは、曼荼羅アートを描いた時と同様に、軽く瞑想をして、心を落ち着かせます。
そして、自分が最も作品を引き立てるようなサインを描けるように、意図を立てます。

ここで、直観的に得られた図形を落書き帳に、鉛筆でスケッチします。もし、複数ある場合は、いくつかの図案をスケッチします。
スケッチができたら、色ボールペンを使って色を決めていきます。
試し描き用の黒画用紙を使って、できたサインの図案を色ボールペンを使って試し描きをしてみます。
作品に照らし合わせて、色に違和感がないか確認してみます。

サインを入れる位置は、絵の余白、一般的には向かって右の下の部分が多いと思います。
作家さんによっては、作品の裏側にサインを入れる方もいらっしゃいます。
デジタルのサインの入れ方
1.盗作防止のためにSNS公開する前にデジタルサインを入れよう
公開するときに、プロ・アマ問わず、自分の作品に関する著作権について意識しておくことは本当に大切なことだと思います。
「自分は下手だから」、「別にプロではないし」などと思っていても、他の方から見たら、「この作品はとても素敵だから自分も使いたい」と思われているかもしれません。
【体験談】ネット上で自分の絵が無断で取引されていた
以前、ブログに公開していた自分の作品「幸運X3倍」が、無断で中国の写真サイトで「六芒星の図形」というテーマで掲載され、無料で無作為の人に配布されていたという経験があります。
とても驚きましたが、幸いにも、私は自分の作品には、デジタルで「ホームページのアドレス」をサイン代わりとして入れていますので、万が一ばらまかれて勝手に使われていても、利用者は、デジタル・サインをPhotShopなどで消すか、あるいは、そのまま使っても「自分で描いたものではない」と表示付きで使うことになります。
どちらにしても、大切に描いた作品を、他人の利益のために無断で商用に使用されるのは著作権に触れることになると思います。
こういったことにできれば関わりたくはありませんが、そのためにも、自分の作品は自分で守ることができるような簡単な対策として、SNS公開前には必ず、デジタルのサインを入れるようにしましょう。
デジタルのサインは、スマホの写真エディターで簡単に入れることができます。
2.写真エディターでデジタルサインを入れる
iPhoneやアンドロイドのスマホをお持ちの方は、写真エディターのアプリをダウンロードします。
参考までに私がよく使っている写真エディターのアプリは、この二つです。
3.写真エディターのデジタル・サイン(例)
手書きのサインとは違って、写真エディターのサインは、好きな色、好きな大きさ、好きなフォント、好きな位置で、サインを入れることができます。
【デジタル・サインの例】
大きく、目立つように、サインを入れると、盗作防止対策になります。
しかしながら、半面、作品よりサインの存在が強くなって、作品がかすんでしまうこともありますのでば、バランスを考慮ください。
4.デジタルサインのその他のメリット さりげない広告になる
デジタルサインは、手書きのサインと違って、好きな文字で入れることができます。
- 「この作品を購入したい」
- 「もっとこの作家さんの作品を見たい」
とご希望の方に、ホームページやブログのアドレスなどを入れてもいいかもしれません。
あなたの作品のファンの方に、「ここにもっと作品がありますよ」とさりげなくお伝えすることもできますね。
自分の作品が無断で商用に使われることのないように、また、楽しくSNSなどで作品を公開していくうえでもぜひご利用してください。
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曼荼羅アートの描き方についてよくある質問
【0円無料】よくある質問 フリーハンド曼荼羅アート描き方通信講座
ほかの受講者様からの質問やご意見を自由に閲覧できることで、多くの方にとって多くの気づきや励ましにもつながることと思います。ぜひご連絡ください。お待ちしています。
【注意】
曼荼羅アートの作画に関すること以外の個人的なご相談ごとなどはお返事差し上げられませんこと、どうぞ予めご了承ください。
次回予告
今回の講座では、完成した曼荼羅アートにサインを入れました。
気に入ったサインができるまで何度でも落書き帳に練習して大丈夫ですので、ぜひご自分だけのオリジナルの素敵なサインを編み出してくださいね。
さて次回ですが、完成した曼荼羅アートを素敵な額に入れることについてご紹介します。
第8回 フリーハンド曼荼羅アート描き方連続講座 失敗しない額の選び方
【0円無料】失敗しない額の選び方 第8回フリーハンド曼荼羅アート描き方通信講座
せっかく描いた大切な作品ですから、お気に入りの素敵な額に入れて、本格的な作品に完成させていきましょう。
次回もどうぞよろしくお願いします。
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